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⑲
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全身から力が抜け落ちシーツに崩れおれると、ゆっくりと腰を引き、由貴の中からずるりと楔を引き抜いた。
『うっ………』
抜かれた瞬間、媚肉が切なく痙攣する。
シーツに崩れおれ、荒い呼吸を繰り返す由貴の髪を、尚哉の指が乱暴に絡め取った。
「休んでないで、精液と潤滑剤で濡れた俺のを綺麗にするんだ」
精液と潤滑剤でぐちゃぐちゃに濡れた楔を、由貴の口元へと突き付ける。
由貴は首を横に振って拒んだ。
『……むり……、僕には……できない……』
「愛玩人形に堕ちたお前に拒否権はないんだ」
目の前に迫っていた楔で、由貴の頬がペチペチと叩かれた。
「早くするんだ」
由貴は覚悟を決めると、ぎゅっと瞼を瞑る。
そして、震える唇を懸命に開き、おずおずと濡れた舌を伸ばした。
『ん………ん……、ぐ……』
尚哉の楔は長大で、由貴の口には入いきらない。
「それじゃあ、綺麗に出来ないだろ。もっと奥までくわえるんだ」
ぐいっと頭を引き寄せられ楔が咽頭を突き、由貴は餌付いてしまう。
『ぐっ……がはっ……っ…ぁ……』
苦しくて、涙が滲んでくる。
「無下に扱うなよ。これがお前を気持ちよくさせてやっているんだからな。丁寧に舐めるんだ」
『んむ……んふ……』
涙を滲ませながらじっくりと舌を絡め、しゃぶっているうちに、じわっと男の先端から先走りが滲んだ。
そのうちに、尚哉は腰を揺らめかせ始めた。
「口に出してやるから、全部飲むんだ。溢すんじゃないぞ」
一際強く頭を引き寄せられ、咽頭の奥をついた尚哉の楔がどくりと脈打った。
由貴の喉で、熱い白濁が弾ける。
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