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「今一度、他の男を誘い込まないよう、躾ないといけないようだな」
強引に引き摺られ、寝室から連れ出される。
恐怖から足がすくみ、思うように歩けない。
力ずくで引っ張られて、バスルームに連れて行かれる。
尚哉が浴室の扉を開き、その中へ由貴を押し込んだ。
『うわっ………っ、兄さん……なにを……』
浴室の床に倒れ込んだ由貴を見下ろし、尚哉がネクタイを外す。
そのネクタイで由貴の両手首を縛り、シャワーのコック部分に縛り付けた。
もがけばもがくほど手首の戒めはギリッと食い込んで、手首が千切れそうに痛んだ。
シャワーのコックが捻られ、温かいお湯を浴びせかけられる。
『イヤっ………』
顔を背けていないと飛沫が鼻や唇にかかり、息が出来なくなる。
尚哉はシャワーヘッドを取ると、さっと水流を横切らせて由貴の躯に浴びせかけた。
それはまるで汚いものを洗い流すかのようだ。
確かに僕は汚れてしまっている……。
胸元から下腹部へ当たる飛沫に感じ、萎えていた楔が兆し始める。
「なんだシャワーで感じて、勃起させていやがるのか」
『あうっ!』
足先で、楔を軽く小突かれる。
由貴は、思わず仰け反ってしまった。
「そうやって潤賀を誘い込んだって訳か……」
由貴の楔を足先でいたぶりながら、尚哉は言う。
『誘い込んだってなんか……、あれは、潤賀さんに……無理矢理……っ、ぁ…』
「無理矢理?無理矢理に犯されたって言うのか?その割には、ずいぶんと悦んでいたみたいだが」
『そんなこと、ない……っ、あぁ、ん……は、あ……』
尚哉の足先で楔の先端を擦られる度に、細かに震えてしまう。
今にも射精しそうだったが、下腹部にぐっと力をいれ耐えることができた。
「無理矢理に犯されて悦びやがって。とんだ好き者だった訳だな」
『違う……違う………、僕は……』
許しを得ないで射精してしまえば、尚哉の怒りを増幅させてしまうことになる。
我慢しなくては……。
「違う?どこが違うって言うんだ?チンポを勃起させて、腰を揺らして、まるで俺を誘っているみたいじゃないか」
尚哉の鋭い視線が、そそり立つ楔に突き刺さる。
じ……っと、顔の底に憤りを湛え、そこを見詰めている。
鈴口からはとろとろと先走りを溢していて………
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