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「ほら、いつものように自分からねだってみろ。潤賀にも聞こえるようにな」
『そんなこと……言えな……』
潤賀に聞こえるように、恥ずかしいことをねだるなんてそんなこと出来ない、と由貴は首を振って拒絶する。
「何故言えないんだ?いつもイヤらしくねだっているだろう」
『恥ずかしいから嫌だよ……兄さん、許して………』
拒絶することは許されないと解っているが、拒絶せずにはいられない。
が、尚哉の反応はない。
この沈黙が怖い……。
「…………………」
恐る恐る肩越しに後ろを振り返ると、サディスティックな笑みを浮かべた尚哉と視線が合う。
ぞくりと、躯が震えた。
次の瞬間、淫らな期待に疼く秘部に、尚哉の長大な楔が押し当てられた。
すぐには挿入せず、焦らすように秘部をグリグリと弄ってくる。
「ほら、これが欲しくないのか?」
羞恥に顔を赤く染め、由貴は消え入りそうな声でねだった。
『………っ、お願い……兄さんに開発された、僕のケツマンコを躾て下さい……』
「望み通り淫乱な愛玩人形を躾直してやるからな」
『やっ……あああっ!』
荒々しく押し入ってくる楔に悲痛な叫びが洩れ、双丘を割り開いていた由貴の両手が離れる。
ズブリと奥まで貫かれ、ぎゅっとシーツを掴み、由貴は痛みとそれを上回る快感に仰け反った。
『んあっ』
尚哉が由貴の腰をがっちり掴み、腰を引く。
楔を抜かれそうになり、由貴の粘膜が追い縋るように引くついた。
「今日は凄いな、由貴。もしかして、潤賀が見ていて興奮しているのか?」
「なあ、尚哉。オレも由貴くんに挿れてぇんだけど。ダメか?」
「なんだ潤賀も興奮しているのか?」
「そりゃあこんなエロい由貴くんの姿を見て、興奮しねぇ奴はいねぇって。な、いいだろ?オレ、我慢できねぇよ」
「俺はいいが。由貴に聞いてみないとな」
尚哉が一旦動きを止めて、由貴の顔を覗き込む。
「潤賀がお前の中に挿れたいんだと。どうする?潤賀にも挿れともらうか?」
潤賀にも挿れてもらおうか……って、どう言う意味だろうか。
ポカンとする由貴に、潤賀がニヤニヤと笑った。
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