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「あ~あ、由貴のでズボンがビショビショだ。どうしてくれるんだよ」
意地悪く耳元で囁かれ、由貴はビクビクと躯を震わせた。
『ご、ごめんなさい……』
「粗相をした悪い子にはお仕置きをしないとな」
『やぁ……』
由貴は、ぶんぶん、と首を横に振った。
────…お仕置き
その言葉がやたら胸をざわつかせる。
どくっと乱れた由貴の鼓動を聞きつけて、尚哉が艶然と微笑んでいる。
その艶然な笑みに目が離せないでいると、尚哉がおもむろにソファにかけてある上着の胸ポケットから、ピルケースを取り出した。
ピルケースから錠剤を一粒取りだし、由貴の秘部に持っていく。
そして秘部に宛がい、グッと直腸内部に錠剤を押し込んだ。
『ウッ!ウン………ッ』
尚哉の指が押しは入ってきて、直腸内部に入った錠剤を最奥へと押しやる。
(キツいな。それに濡れてもないから、男を誘い込んではなさそうだな)
ちゅぷっと音を立てて、尚哉が由貴の秘部から指を抜く。
『兄さん………、な、なに入れたの……?』
「俺が調剤した媚薬だ」
『び、媚薬!?』
驚く由貴を見下ろし、尚哉が楽しげに目を細めた。
「俺が調剤した媚薬だから、安全なものだ。副作用もないから安全は保障する」
安全は保障すると言われたが、媚薬の効果が効き始めたら、僕は一体どうなってしまうのだろうか。
本能的な恐怖と不安に、目眩がしてくる。
「さて、どんな効果が現れるか楽しみだな」
目を眇めニヤリと笑った尚哉が、実験動物でも見るような眼を由貴に向けてきた。
ぶるりと大きく躯が震えた瞬間、躯の奥から熱が湧き上がってくるのを感じた。
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