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ペロペロと白濁を舐め続けているうちに、媚薬の効果で再び由貴の楔が擡(もた)げ始める。
『……ぅ、うあ……また………』
「媚薬の効果は凄いな。また勃起し始めた。これならまだまだ楽しめそうだ」
『ああっ』
由貴の口から絶望的な声が漏れる。
イキすぎてツラい……。
この責め苦から早く、早く逃れたい。
尚哉から与えられる耐え難い責め苦に、由貴はいっそ死にたいくらいだと言うのに、尚哉はそこが狙い目とばかりに言葉でも由貴をいたぶった。
「俺が調合した媚薬の効果は絶大だな。射精しても快楽はまだまだ続く。お前が泣き叫び許しを乞おうが、失神ししてもなおな。イキ続けるのはどれほど辛いだろうな」
まさに快楽の責め苦は激しくなる一方で、由貴の意識が朦朧としてくる。
しかし、尚哉の腰は止まらない。
『いや……や、め………ん、んんっ』
意識が朦朧としている躯が浮き上がるほどの勢いで、最奥へ突き上げられた。
全身をビクビクと震わせて、由貴は今日4度目の絶頂を迎えた。
4度目の射精で、由貴の精液はほとんど残っていない。
射精を伴わない絶頂は、由貴の躯には強すぎる。
『は………ぁ………』
荒い息を吐いて脱力する由貴の中に、尚哉が溜まっていた白濁を全部吐き出した。
ズルリと楔が引き抜かれ、由貴はズルズルとその場に崩れ落ちる。
尚哉は耐え難い責め苦に、意識が暗転した由貴の躯を抱き上げ部屋へ戻り、ベットへと由貴を横たえた。
ベットの端に腰をかけ、気を失っている由貴の髪をそっと撫でていると、尚哉の眼差しが苦しげに揺れる。
「由貴(よしたか)………」
由貴が、愛玩人形に堕ちてから言わなくなった彼の名前を口にした。
それは狂おしげな囁きだった…────。
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