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    完結
  • 概要

    光り輝く満月を名にもつ男「皓月」
    時期大龍としての地位まであと一歩のところまで上り詰めた皓月は、最後の仕上げの為に日本を訪れた。
    そして、彼の望む「兎」を見つける。

    権田組若頭でありながら「お飾りの若」と呼ばれ、無気力に生きる男「権田芳樹」
    射すくめるような視線の先に立っていた男は、月のようだった・・・。


    シリーズ6作目。

    前作で桜沢と斉宮が絡まる糸を解こうとしていた裏で、皓月はどう動いていたのか。
    そして芳樹との出会いは皓月に何をもたらしたのか。

    日本から香港に渡った先の生活と波乱。

    二人に未来は存在するのか?・・・。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「絡んだ糸」の香港side的なストーリーになります。

    英語・広東語、ともにまったくの素人です。にわか調べですので、そこのあたりよろしくお願いします。
    R18シーンございます。「?」をタイトルの横につけますので、苦手な方はとばしてください。

    ともに30代の男の話になります。
    甘々ラブラブとは程遠く、ほのぼのでもございません。

    それでもおつきあいいただけると嬉しいです。

この作品のレビュー

    まだレビューが投稿されていません

コメント

  • ぱーる
    2017/10/30 21:57
    10月30日  業務日誌 乳母①

    日本から帰国した後 芳樹様達は緑の館に居住を移した。
    もちろん過去の失態を繰り返す訳にはいかないので、セキュリティは以前にも増して強化され
    狼達にも意識の統一が成されたはずだ。

    少しだけ緊張感のある生活、そんな中で相変わらず・・いや前よりずっと寛いでいるのは
    芳樹様だけで 落ち着いた日々に楽しみを見つけ毎日をつつがなく生活されているようだ。
    毎日のルーティンワークを②様とこなし 人目に着く前に物置に繋がる通路に戻ろうとしたとき
    階上に人影が見えた。
    見慣れない外見に0.5秒視覚を疑ったが、見事な男装の閃であると判明した。
    芳樹様の遊びに付き合ってのことでしょう、ハロウィンはここにもやってきたようです。
    私たちは2人そろって『good job』の意味も含め指を立てた。
    そして皓月様が予定変更され帰宅が早まればもっと楽しいのに・・と2人無言で思った。
  • ぱーる
    2017/10/04 23:50
    10月4日  乳母①独り言

    満月を見ていると ここが香港であろうとススキとお団子を思いだしてしまう。
    日本人にとって月に兎はつきもので神話も文献も数多く残っているが、月読神社という美しい
    名前の神社まであり、月の神は男かあるいは性別がないそうだ。
    あまり知られていない小さな文献にはこんなお話もあった。

    天照大神が行幸の際に行宮にふさわしい地を探していたところ、一匹の白兎が天照の装束を銜え
    現在の伊勢が平まで案内し姿を消したという。白兎は月読神のご神体で その後道祖白兎大明神と
    呼ばれ 中山の四つが村の氏神として崇められたという。

    偉人の陰には兎あり・・ですかねw
    月光様と芳樹様は今夜も仲睦まじく満月をご覧になっているのでしょう。
  • ぱーる
    2017/02/04 14:18
    2月4日 業務日誌 乳母①

    芳樹様のお里帰りは何事もなく終了
    外出時は赤・青・閃がつき従い、他の狼もたぶん陰から伺っていたはず。

    私は雇い主と1度だけ面談し、芳樹様との関係と事の経緯を知る事となった。
    芳樹様の安全上では我々はそれほど必要とは思えない、しかし「大龍」のプライベート情報と
    それが他に漏れないようにするには男ばかりの世界では行き届かない面もあるだろう。
    そして、秘密保持が何より芳樹様を守る事に繋がるのだと・・
    表向き 弟が兄を守っているようだが、雇い主の目的がそこではない事は言わずもがな。

    我々も気持ちを引き締めて再び香港へ。
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