コメント 古い順へ ぱーる 2017/10/30 21:57 10月30日 業務日誌 乳母① 日本から帰国した後 芳樹様達は緑の館に居住を移した。 もちろん過去の失態を繰り返す訳にはいかないので、セキュリティは以前にも増して強化され 狼達にも意識の統一が成されたはずだ。 少しだけ緊張感のある生活、そんな中で相変わらず・・いや前よりずっと寛いでいるのは 芳樹様だけで 落ち着いた日々に楽しみを見つけ毎日をつつがなく生活されているようだ。 毎日のルーティンワークを②様とこなし 人目に着く前に物置に繋がる通路に戻ろうとしたとき 階上に人影が見えた。 見慣れない外見に0.5秒視覚を疑ったが、見事な男装の閃であると判明した。 芳樹様の遊びに付き合ってのことでしょう、ハロウィンはここにもやってきたようです。 私たちは2人そろって『good job』の意味も含め指を立てた。 そして皓月様が予定変更され帰宅が早まればもっと楽しいのに・・と2人無言で思った。 返信する ぱーる 2017/10/04 23:50 10月4日 乳母①独り言 満月を見ていると ここが香港であろうとススキとお団子を思いだしてしまう。 日本人にとって月に兎はつきもので神話も文献も数多く残っているが、月読神社という美しい 名前の神社まであり、月の神は男かあるいは性別がないそうだ。 あまり知られていない小さな文献にはこんなお話もあった。 天照大神が行幸の際に行宮にふさわしい地を探していたところ、一匹の白兎が天照の装束を銜え 現在の伊勢が平まで案内し姿を消したという。白兎は月読神のご神体で その後道祖白兎大明神と 呼ばれ 中山の四つが村の氏神として崇められたという。 偉人の陰には兎あり・・ですかねw 月光様と芳樹様は今夜も仲睦まじく満月をご覧になっているのでしょう。 返信する ぱーる 2017/02/04 14:18 2月4日 業務日誌 乳母① 芳樹様のお里帰りは何事もなく終了 外出時は赤・青・閃がつき従い、他の狼もたぶん陰から伺っていたはず。 私は雇い主と1度だけ面談し、芳樹様との関係と事の経緯を知る事となった。 芳樹様の安全上では我々はそれほど必要とは思えない、しかし「大龍」のプライベート情報と それが他に漏れないようにするには男ばかりの世界では行き届かない面もあるだろう。 そして、秘密保持が何より芳樹様を守る事に繋がるのだと・・ 表向き 弟が兄を守っているようだが、雇い主の目的がそこではない事は言わずもがな。 我々も気持ちを引き締めて再び香港へ。 返信する ぱーる 2017/01/27 11:41 1月27日 業務日誌 乳母① 閃が拉致されたあの事件から数か月、芳樹様はほとんど外出される事なく過ごしてきた。 閃のメンタルも心配されたが、難なく狼は復活し表面上は以前と変わらない。 我々が日本と連絡をとることは極稀だが、こちらの組織とも関わりがある為、権田組の動きは 雇い主から知らされていた。 桜沢の結婚と正式に若頭の任に着く事、それに伴い芳樹様が日本に一時帰国する可能性は 雇い主の中では五分五分だったようだ。 それに乗じて我々ももちろん帰国する。 芳樹様に張り付く為には香港フーズとは別行動 だが、ある意味香港よりも安全なので自分の予定も入れやすい。 何事もなく、楽しいお里帰りであって欲しいと思う。 返信する 和泉莉緒 2016/10/31 10:18 10月31日。東京・渋谷のあたりでは連日ハロウィンで大騒ぎだというが、コチラではあまりそんな話は聴こえて来ない。コスと言えばあの双子だが、例の映画公開に合わせて、何処かから、アリスの白ウサギのコスをした写メが来たきり、ナリをひそめている。取り敢えず、本日のスィーツはパンプキンパイにしてみた。合わせるお茶は、温かいジャスミンティーで良いだろうか?ああ、そうそう。田倉からの新米を開けるのはいつにしようか?松茸も良いが、栗も捨てがたい…そんな食欲の秋到来。 返信する ぱーる 2016/09/15 12:15 9月15日 業務日誌 乳母① 閃は順調に回復し、何事もない数日が過ぎている。 今日は香港でいう中秋節、ランタンフェスティバルなどが行われるようだ。 大型ランタンが飾られた公園には屋台がたくさんでていて、金魚や兎の小型ランタンを持った人々が 繰り出し 水辺に陣取り月を楽しむ。 中秋節には家庭円満の意味も含まれているらしい。 皓月様の(組織)事務所には裏社会の関係者から多くの月餅が届くことだろう。 大きな組織ほど歴史や伝統を重んじ、今日ばかりは裏社会もおとなしそうだ。 帰宅した皓月様は最上階からの月よりも 月光に照らされ庭に佇む芳樹様の姿に心奪われるのだろう 日本での運命的な邂逅・・占いの兎が芳樹様であることに微塵の疑いも持たないようだ。 本人を含め 周囲までもその恩恵に日々満足している。 彼等には、過去も未来も仕事も忘れ、今日の月を楽しんで欲しいと思う。 月の力ですべてから解き放たれた2人は 四肢が絡まり 縺れ合い いつしか二身一体になる 暁の頃には 双頭の龍になり昇っていく・・そんな姿が見えるような気がした。 返信する ぱーる 2016/09/12 10:55 閃ちゃんの体調管理は②様にお任せするとして・・ 旅行中に集めた情報をシロさんに報告し、皓月様に伝えて頂こうと思う。 一般庶民の間には完璧に『大龍の恋人』は浸透しているようだ。 姿や容姿 年齢などはさまざまな憶測と創造で仕上がっていたが、「女性」という事で一致していた。 しかし、政財界やセレブ気取りのお金持ちの間には「強い女性」と なぜか「男装の似合う女性」 という話もある。暇と時間のある人種は普通とは違う嗜好で噂を流すのが好みのようだ。 ケイシー・レグラーでも連れてきて 皓月様に同伴させたら大いにうけるだろう・・と笑えた。 問題は裏社会での反応で、予想以上に噂の信憑性に拘っているようだ。 やはり、チャウと前大龍の影響は大きい。兎・日本・ヤクザの人質 このワードが謎を深めている。 そこに男・情夫とワードが増え、合致するようなことはどうしても避けたい。 裏の人間は皓月様を知っているだけに、今まで女性との話がなかったところへ現れた「女」の話は 簡単には受け入れ難いのだろう。 あまりゴリ押しするのも怪しまれるので 少し様子をみるとしよう。 返信する 和泉莉緒 2016/09/10 18:39 秋刀魚と一緒に、良い物を買えた。アカメカシワのお茶だ。古来より腫れや、傷の手当てに使われてきた植物が、扱いやすいティーパックになっている。早速、芳樹様のマンションへと持参、水だしで閃ちゃん用にとお茶を作った。 返信する 和泉莉緒 2016/09/04 12:28 >>ぱーる 有機化合物ときいて、私が真っ先に思い付いたのは、兎の○でした。私の故郷の里山では、猪や猿を追い散らす為に、『ししおどし』という空砲を何日かに数発撃つようです。我々も、場所も時も弁えぬヤツラを脅す位はしてもよいのかもしれませんね。森の中の罠もアライグマ対策と称して、小型の物をミエミエの場所へ幾つか設置し、彼らへの警告としてみましょうか。 返信する ぱーる 2016/09/03 08:54 9月3日 業務日誌 乳母① 白牙が閃を伴ってお2人の所へ戻って来た。 閃の顔の傷も、乱れた服装もそのままに・・芳樹様に会う事を なにより優先させた白牙。 彼は、月と狼達との新しい関係性を大事に思い、それが兎との関わりによる事を十分承知している。 絆は強固になり彼等はまた強くなっていくだろう。 ②様の報告によれば、最近一般人が屋敷や森周辺に出没するらしい。 敷地内までは来られないだろうが、森のトラップを解除する訳にはいかないので 少々脅しをかける 必要がありそうだ、ゴム弾を使用してみる事にしよう。 自然に囲まれていると やはり金属を避けたくなる。 本物は摘発されるとヤッカイな事にもなる・・唐突に思いついたのは 有機化合物を圧縮して 9mmの弾が作れないだろうか?そして土に返り肥料にもなる弾・・安易な発想だ。 返信する もっと読む ←表紙へ 非会員の方はコメント投稿出来ません 会員登録 ログイン
日本から帰国した後 芳樹様達は緑の館に居住を移した。
もちろん過去の失態を繰り返す訳にはいかないので、セキュリティは以前にも増して強化され
狼達にも意識の統一が成されたはずだ。
少しだけ緊張感のある生活、そんな中で相変わらず・・いや前よりずっと寛いでいるのは
芳樹様だけで 落ち着いた日々に楽しみを見つけ毎日をつつがなく生活されているようだ。
毎日のルーティンワークを②様とこなし 人目に着く前に物置に繋がる通路に戻ろうとしたとき
階上に人影が見えた。
見慣れない外見に0.5秒視覚を疑ったが、見事な男装の閃であると判明した。
芳樹様の遊びに付き合ってのことでしょう、ハロウィンはここにもやってきたようです。
私たちは2人そろって『good job』の意味も含め指を立てた。
そして皓月様が予定変更され帰宅が早まればもっと楽しいのに・・と2人無言で思った。
満月を見ていると ここが香港であろうとススキとお団子を思いだしてしまう。
日本人にとって月に兎はつきもので神話も文献も数多く残っているが、月読神社という美しい
名前の神社まであり、月の神は男かあるいは性別がないそうだ。
あまり知られていない小さな文献にはこんなお話もあった。
天照大神が行幸の際に行宮にふさわしい地を探していたところ、一匹の白兎が天照の装束を銜え
現在の伊勢が平まで案内し姿を消したという。白兎は月読神のご神体で その後道祖白兎大明神と
呼ばれ 中山の四つが村の氏神として崇められたという。
偉人の陰には兎あり・・ですかねw
月光様と芳樹様は今夜も仲睦まじく満月をご覧になっているのでしょう。
芳樹様のお里帰りは何事もなく終了
外出時は赤・青・閃がつき従い、他の狼もたぶん陰から伺っていたはず。
私は雇い主と1度だけ面談し、芳樹様との関係と事の経緯を知る事となった。
芳樹様の安全上では我々はそれほど必要とは思えない、しかし「大龍」のプライベート情報と
それが他に漏れないようにするには男ばかりの世界では行き届かない面もあるだろう。
そして、秘密保持が何より芳樹様を守る事に繋がるのだと・・
表向き 弟が兄を守っているようだが、雇い主の目的がそこではない事は言わずもがな。
我々も気持ちを引き締めて再び香港へ。
閃が拉致されたあの事件から数か月、芳樹様はほとんど外出される事なく過ごしてきた。
閃のメンタルも心配されたが、難なく狼は復活し表面上は以前と変わらない。
我々が日本と連絡をとることは極稀だが、こちらの組織とも関わりがある為、権田組の動きは
雇い主から知らされていた。
桜沢の結婚と正式に若頭の任に着く事、それに伴い芳樹様が日本に一時帰国する可能性は
雇い主の中では五分五分だったようだ。
それに乗じて我々ももちろん帰国する。 芳樹様に張り付く為には香港フーズとは別行動
だが、ある意味香港よりも安全なので自分の予定も入れやすい。
何事もなく、楽しいお里帰りであって欲しいと思う。
閃は順調に回復し、何事もない数日が過ぎている。
今日は香港でいう中秋節、ランタンフェスティバルなどが行われるようだ。
大型ランタンが飾られた公園には屋台がたくさんでていて、金魚や兎の小型ランタンを持った人々が
繰り出し 水辺に陣取り月を楽しむ。 中秋節には家庭円満の意味も含まれているらしい。
皓月様の(組織)事務所には裏社会の関係者から多くの月餅が届くことだろう。
大きな組織ほど歴史や伝統を重んじ、今日ばかりは裏社会もおとなしそうだ。
帰宅した皓月様は最上階からの月よりも 月光に照らされ庭に佇む芳樹様の姿に心奪われるのだろう
日本での運命的な邂逅・・占いの兎が芳樹様であることに微塵の疑いも持たないようだ。
本人を含め 周囲までもその恩恵に日々満足している。
彼等には、過去も未来も仕事も忘れ、今日の月を楽しんで欲しいと思う。
月の力ですべてから解き放たれた2人は 四肢が絡まり 縺れ合い いつしか二身一体になる
暁の頃には 双頭の龍になり昇っていく・・そんな姿が見えるような気がした。
旅行中に集めた情報をシロさんに報告し、皓月様に伝えて頂こうと思う。
一般庶民の間には完璧に『大龍の恋人』は浸透しているようだ。
姿や容姿 年齢などはさまざまな憶測と創造で仕上がっていたが、「女性」という事で一致していた。
しかし、政財界やセレブ気取りのお金持ちの間には「強い女性」と なぜか「男装の似合う女性」
という話もある。暇と時間のある人種は普通とは違う嗜好で噂を流すのが好みのようだ。
ケイシー・レグラーでも連れてきて 皓月様に同伴させたら大いにうけるだろう・・と笑えた。
問題は裏社会での反応で、予想以上に噂の信憑性に拘っているようだ。
やはり、チャウと前大龍の影響は大きい。兎・日本・ヤクザの人質 このワードが謎を深めている。
そこに男・情夫とワードが増え、合致するようなことはどうしても避けたい。
裏の人間は皓月様を知っているだけに、今まで女性との話がなかったところへ現れた「女」の話は
簡単には受け入れ難いのだろう。 あまりゴリ押しするのも怪しまれるので 少し様子をみるとしよう。
有機化合物ときいて、私が真っ先に思い付いたのは、兎の○でした。私の故郷の里山では、猪や猿を追い散らす為に、『ししおどし』という空砲を何日かに数発撃つようです。我々も、場所も時も弁えぬヤツラを脅す位はしてもよいのかもしれませんね。森の中の罠もアライグマ対策と称して、小型の物をミエミエの場所へ幾つか設置し、彼らへの警告としてみましょうか。
白牙が閃を伴ってお2人の所へ戻って来た。
閃の顔の傷も、乱れた服装もそのままに・・芳樹様に会う事を なにより優先させた白牙。
彼は、月と狼達との新しい関係性を大事に思い、それが兎との関わりによる事を十分承知している。
絆は強固になり彼等はまた強くなっていくだろう。
②様の報告によれば、最近一般人が屋敷や森周辺に出没するらしい。
敷地内までは来られないだろうが、森のトラップを解除する訳にはいかないので 少々脅しをかける
必要がありそうだ、ゴム弾を使用してみる事にしよう。
自然に囲まれていると やはり金属を避けたくなる。
本物は摘発されるとヤッカイな事にもなる・・唐突に思いついたのは 有機化合物を圧縮して
9mmの弾が作れないだろうか?そして土に返り肥料にもなる弾・・安易な発想だ。