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慰め 1
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「親父の事で長時間雨に打たれてるのは感心しない。風邪をひいて拗らせたかったのか?」
崇人は壱夜の腕を掴んだ。
「そう…ではないのですが、…まだ帰りたくないと思って気がついたら、崇人さんに声をかけてもらってて…」
壱夜は崇人が触っている腕に視線を向けた。
その視線に気づいて崇人は口にした。
「…もう寝るか。身体暖かくして寝ないと」
寝室に連れて行く。
「ベッドで一緒に寝るから、ほら」
そのまま、腕を引き壱夜の身体をベッドに倒す。
「崇人さん、一緒って…」
崇人もベッドに横になり、壱夜の身体を引き寄せて正面から抱きしめた。
「こうして抱き合ってたら暖かいだろ?」
「あ…」
そうして、手を壱夜の頬に触れて顔を上げさせてキスをした。
「んっ…」
「壱夜、口の力を抜けよ」
ちゅっ、ちゅっという音が次第に、くちゅっ、ぴちゃっと水音に変化をしていく頃には、壱夜の口の中に崇人の舌が入り刺激を与える。
「ふっ、はぁ…ん」
壱夜はその音と刺激で更に息が上がり、崇人の背中に回した手が震えながらしがみついてきた。
「壱夜、俺の物になれ」
唇を離して言う。
「崇人…さん」
壱夜の顔を見たら頬が朱に染まり、うっとりした顔で崇人を見ていた。
「壱夜が欲しい」
見かけたときから思ってた事を言った。
すべてが欲しい。
「んんっ…」
また唇を塞いだ。
塞ぎながら体勢を変えて、壱夜の身体の上に場所を移す。
何度も唇の角度を変えると、より一層甘ったるい声で崇人を呼ぶ。
「崇…人さ…ん」
壱夜の手が崇人の首にしっかり抱きついてきた。
(かわいい…俺の物にしたい)
夢中でキスをしていると、身体は興奮で反応してくる。
それは壱夜も同じらしく、恥ずかしそうに身をよじっていた。
壱夜の脚の間に自分の脚を入れて、ゆっくりと触れた。
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