アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お昼 2
-
玄関を開ける。
靴を脱ぎ、リビングに行く。
「壱夜?」
物音一つしなかったので、呼んでみた。
「崇人さん、おかえりなさい」
ソファーにいた壱夜が慌てて身を起こした。
「寝てたのか?」
「はい…少し」
「悪い、何もない部屋だから」
「いいえ、ちょっと眠くて」
「昨日ので?」
くすっと崇人が笑う。
壱夜は顔を赤くした。
昨日の事を思い出したようだ。
「い、いえ…」
「壱夜…」
かわいい、キスをしたい。
荷物をその場に置いて、そっと左手を壱夜の頬に触れる。
ゆっくりと頬を撫でて、中指と薬指で耳たぶを優しくはさみ、触る。
「ふぁっ…」
ピクッと、壱夜の身体が動いて目を閉じた。
今度は右手の親指で、壱夜の唇を上からなぞる。
「っ…崇人…さん」
壱夜は目を開ける。
潤んだ瞳が揺れていた。
崇人は、そっと唇を押し当てた。
そして2回チュッチュッと軽いキスをして、その後すぐに深く口づけた。
「んっ、んん…」
壱夜の口の中に舌を侵入させて、舌の先端で上顎を奥から手前に舐めた。
「あっ、んっ」
壱夜の身体はビクッと動き、逃げるかのように後ろに一歩下がろうとした。
が、崇人は素早く右手を壱夜の腰に回し遮った。
右手に力を入れて、自分の身体にぐっと近づける。
塞いだ口の角度を変えて、壱夜の舌を絡め取ったり、舌で歯茎を這わせたりした。
「んっ、んっ…」
壱夜の身体は更に跳ね上がったが、もう逃げることはしないで自ら舌を出したり、逆に崇人の口の中に舌を侵入させた。
「んぁっ…んんっ」
息が上がり唇を離すと同時に、どちらのも混ざった唾液が糸を引いた。
崇人は壱夜の唇を舐めた。
「崇…人さん…」
「…壱夜、今からセックスしようか」
壱夜は頷いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 69