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お昼から 2
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袋から取り出した物は、ローションとコンドームだった。
壱夜は両方とも初めて見るものなので、動きが止まる。
「壱夜、これならスムーズに入ると思う…って聞いてんのか?」
壱夜の目の前で手を振る。
「あ…、はい…」
様子がおかしい。
「あー壱夜、無理ならいい…」
男を抱くのに、拒否反応が出たのかと思った。
(こんな胸もなく身体もゴツゴツの男を抱くのは、昨日ので勘弁してくれと思っているとか?)
「無理じゃないです!」
首を振った。
「こういうの見たの、初めてでして…」
「…わかった。俺がする」
ゴムの方の箱を取り、個別の袋を出す。
袋を破り、壱夜の反り上がっている性器に空気が入らない様に根元まで被せた。
「…っ!」
壱夜は触られている時ずっと感じていて、声を押し殺しながら耐えていた。
(壱夜の…ヒクついてる…しゃぶりたい)
だが、今は自分の身体の中に入れてもらう方が先みたいだ。
さっきから、窪みが疼く。
次にローションの箱を取り、中身のチューブを出した時に壱夜に手を掴まれた。
「崇人さん、慣れてる…」
眉毛が下がりながら、壱夜は訴えた。
「そんなの…」
「嫌です!聞きたくないっ」
「嫌って…知識はあるが、流石に俺も初めて見た」
そう言うと壱夜は、ぽかーんとした顔で崇人を見た。
「初めて?崇人さんが?こんなにカッコイイのに?」
「俺がカッコイイかは知らんが…あぁ、ヤッたのも初めてだ」
「嘘とか…」
「イヤ?嘘じゃない」
そう言うと、ガバッと壱夜に抱きつかれた。
「すみません」
「?どうしたんだ?」
「…あの、それで…」
気を取り直して壱夜が聞いた。
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