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話し 2
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「んっ、ふぁ…んっんっ」
「はぁ…んっ、あっあ、ぁ…」
舌と舌が擦れあい、重なって刺激を与えあっていた。
唾液のいやらしい水音と、空気が鼻を抜けるような音と喘ぎ声が同時に聞こえてきて、快楽で身が震える。
スッと顔が離れてお互いの顔を見つめあうが、再び唇を重ね合い唾液を混ぜ合わせた。
重ねては離れるを何度かしていき、ようやく落ち着いてきた。
肩で息をしている。
「崇人…さん」
「壱夜、俺キス魔みたいだ…お前としてたら止まんない」
「…崇人さんって、すごくエッチですよね」
「壱夜、お前解ってて言ってんの?それ煽ってる」
「さっきも思ったのですが…"煽る"、が解りません」
崇人は壱夜の唇を指でなぞる。
「お前がエロい単語を言ってる」
「…あ」
「すげー堪んない。もう一回セックスとか、エッチとか言って」
「~!…言いませんっ」
崇人はそれで発情するのかと思ったら、恥ずかしくなった。
崇人は散々言ってるのに…。
「絶対、言わせるけどな」
クッと笑いながら、触れあうだけのキスを崇人はしてきた。
(幸せすぎます…)
壱夜は、幸せを噛みしめた。
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