アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お料理タイム 2
-
後は色々な野菜や肉、魚を料理して冷凍をする。
「…?崇人さん、じゃがいもは入れないんですか?」
カレー、シチュー用にと別に分けておいた野菜を見て壱夜が聞いた。
「あぁ、冷凍したらじゃがいもは美味しくないんだよな~。手間かかるけど、食べるときに茹でる」
「そうなんですか!」
壱夜は感心していた。
「…さてと、これで全部下処理も終わったから今度は夕飯のオムライスを作るか」
「本当ですか?!」
目をキラキラさせた壱夜を見て、崇人は笑った。
「本当。なに入れて欲しい?味付けは?」
「…えっと、玉ねぎのバターライスでお願いします」
「ん、わかった。卵は?ふわとろでいいか?」
「はい!」
玉ねぎを、手早くみじん切りにする。
卵を片手で割り、素早く溶く。
フライパンにバターを入れ、玉ねぎを炒める。
しんなりしてくると、ご飯を入れて炒める。
フライパンを揺すると、ご飯がパラパラしてきた。
「崇人さんの作ったチャーハンも、美味しそうですね…」
「ここまでなるのが長かったけどな。最初はすごいべちゃべちゃだった」
出来上がると、2枚のお皿に均等に移した。
フライパンを洗い、軽く拭き取ってまたバターを入れ火にかける。
溶いた卵を入れてるとあっという間にふわとろになり、一人前の分量のバターライスの上に置く。
「さてと、出来た」
手際の良さに惚れ惚れする。
「崇人さん、本当にすごいですね!」
「うまかったら、ベッドで頑張ってもらうからな」
「また、そういう…」
壱夜は照れていたが、まんざらでもないらしい。
「冷めないうちに食べよう」
机に並べてオムライスを食べた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 69