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お風呂 2
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湯船が、普通のマンションよりも広いことに感謝したことは一度もない。
掃除の時が広くて大変だったが今、報われた気がした。
急いで湯船にお湯を張る。
お互い服を脱ぎ、浴槽に入る。
「…恥ずかしいです」
壱夜は、この状況に身を小さくする。
「壱夜、もっとリラックスしろよ」
崇人は壱夜の脇に手を当てる。
「ちょっ、崇人さん、くすぐったい…ですっ」
「ほれっ」
崇人の攻撃に、壱夜は身をよじる。
「すきあり!」
壱夜の方に顔を近づけて、キスをした。
「…んっ」
舌を壱夜の口の中に入れると、壱夜は答えた。
「んっ、はぁ…」
ちゅっちゅっと、音を立ててキスをする。
「はっ…これは響くなぁ」
「んんっ、崇人さ…ん」
「壱夜…かわいい」
壱夜の身体を引っ張って、密着させる。
(足が邪魔だな)
足の置き場に困り、思いきって足を拡げて壱夜の太股の上に崇人の太股を乗せた。
少し自分の性器が壱夜に触ったのは、わざとだ。
「…っ!」
壱夜は気づいたみたいだが、キスに夢中になってるみたいだった。
「壱夜、エロくならないのか?」
「崇人さん…どこ見て言っているんですか?!」
崇人は壱夜の性器を撫でる。
「駄目です!怒りますよ!!」
慌てて崇人の手を制止した。
「…じゃ、あとで俺のことを、ちゃんと愛してくれるのか?」
「…はい」
壱夜は崇人の口車に乗せられているのが、わからないらしい。
「壱夜、俺を満足させてくれるの?」
「そこは、どうにか頑張ります…から」
崇人は、にやりと笑った。
作戦通り、壱夜は抱いてくれるらしい。
「わかった、楽しみにしてる」
笑いながら、崇人は手を退けた。
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