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「や…だっ、嫌だ!」
「嫌?俺にここ触られんのがってこと?」
「違う……そうじゃなくて、じゃなくて…っ」
『てめぇわかってるくせに性格が悪いんだよ』
そう言いたげな瞳に気づいていても、当然のように無視をする。するとウサギが悔しそうに唇を噛んだ。
「こーら。傷つけんなって何回も言ってんのに…本当に慧君は素直じゃないんだから」
「うるさ、ぁっ…や、そこっ…そこっ」
先端を手のひらで包むと、ウサギは自分から腰を突き上げてくる。滲み出た先走りが下着だけではなく俺の手まで汚し、そこから手を離した。
「このっ…ドS!!」
「ありがとう。でも俺がSなんじゃなくて慧君がMなだけだと思うけどな」
「どこが?!触ってほしいってわかってて止めるなんてSに決まってるだろ!」
怒鳴ったウサギに俺の口角が上がる。
どうしてこうも単純でバカなんだろうと呆れつつ、けれどそこがウサギの魅力でもあるから変わってほしくない。
いや、変えさせない。
「え、慧君触ってほしいの?どこを?誰に?」
満面の笑みで問いかけた俺にウサギは再び唇を噛もうとして、でも駄目だと言ったのを思い出したのかやめた。
行き場のないその悔しさは縋っている手の力へと変わり、俺の肩に額を押し当てたウサギが小さく不満げに言う。
「リカちゃんに…っ、直接……触ってほしい」
きっと瞼をきつく瞑って言ってるんだろうな、なんて見えないウサギの表情を想像して身体と心が昂っていく。
でもまだ足りない。
「ちゃんと言えて偉いね、慧君」
褒めてやると肩口のウサギは、さらに顔を押し付けて恥ずかしいことをアピールしてくる。
その頭を撫で、髪を指に巻き付けて首筋にキスをする。
「でも、肝心のどこをか教えてくれなきゃわかんないんだけど」
耳元で落とした囁きへの返事は「お前マジで最悪」という最高の褒め言葉だった。
「その最悪なやつにどこ触ってほしいんだっけ?」
「誰が言うもんか…っあ、やだっ」
膜を張る鈴口を下着で塞ぎ指を押し付ける。するとウサギは声を震わせて善がった。
十分に濡れた下着は、そこからの水分を吸収できずにグチグチと音を鳴らすだけ。
ここまで涎を垂らしておいて、それでも意地を張るなんて苛め甲斐があり過ぎる。あり過ぎて手が止まらないほどだ。
右手で乳首を、左手でペニスを。タイミングをわざとずらして刺激すると、ウサギの口からは熱い吐息が絶え間なく漏れ続けた。
キスだけでイける身体、過敏なウサギが我慢できるのは最初のうちだけ。
身体よりも蕩けた頭が回らなくなり、何かを訴えるように俺の首を舐めた。
「慧君、そろそろ言わなきゃこのままイかせるけど」
「やだやだ!早く…ぅ、早くっ」
「早くって言われてもなぁ…あ、頭出てきちゃった」
完全に勃起したウサギのペニスが下着のゴムを押し上げて頭を覗かせた。赤く染まった先端、そこに見える口はもう開いて透明な蜜を張らせている。
「やっばぁ…慧君、慧君の可愛い慧君がこんにちはしてる」
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