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250 (R18)
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ゆっくりと中に入ってきたリカちゃんが、俺の腹を撫でる。正面ではなく、わき腹を撫でて身体の両脇に手をつくと、グッと更に奥まで押し込んだ。
解れきっていない場所を抉られるのは少し痛い。こじ開けるような、引き裂くような痛みに呻くと、身体を倒したリカちゃんの髪が頬に当たる。
「苦しい?さっきより……っ、締まりが良くなった」
ここの、とリカちゃんを受け入れて広がった縁を指先が撫でる。擦られて熱くなったそこが、冷たい指の感触に震えたような気がして。
「はっ……あ、く、苦し……っけど、平気」
まだ大丈夫だと伝えるとリカちゃんの目が細まって、その顔が更に近くなった。もっと距離を詰めるように、もっともっと奥まで挿れ込むように。
さらなる鈍い痛みに、のけ反った喉が震える。
「つ……っああ……深っ、深い」
「もっと奥まで入れそうだけど?」
「やだ、無理っ、無理……これ以上は、絶対にやだ」
硬いものが身体の中でごりごりと鳴る音が、どこかから聞こえる気がする。
強引に開かれた場所がみちみちと鳴り、裂けるんじゃないかと思ってしまう。
気のせいだとわかってはいても、現実になる気がして。自然と逃げ腰になった身体が、シーツの上を滑った。
「や、だっ……奥、奥やだ」
「奥が嫌なら、この辺り?」
「いっ──やああっ……あぁっ、やっ……ああっ」
勢いよく動いたリカちゃんが出て行きかけ、途中で止まって腰を揺らす。そこは俺の弱いところで、奥も駄目だけどここも駄目で。
どっちも嫌だと首を振れば、生理現象で流れた涙が散る。
「んあっ……や、だっ、あ……くうっ、んっ」
「ここも駄目?浅いのも深いのも駄目って、慧君はわがままだ」
「違、そうじゃな、いあっ……ひっ、あぁ」
「それとも止めちゃ駄目ってこと?そうか……気づかなくてごめんね」
浅い位置で緩く動いていたものが、一気に奥へと入ってくる。さっき少しだけ暴かれた場所を、今度はより強引に、凶悪に穿つ。
「いっ……だ、で……で、ああぁっ」
出ると言う前に白いそれが吐き出て、近くにあったリカちゃんの腹から胸までを汚す。細く勢いよく飛んだそれは、量は少なくても確かに存在していた。
俺の吐き出したものを、緩やかな動きで拭ったリカちゃんは、指の腹についた白濁を見せつけてきやがる。
「舐める?」
どこに自分のものを、しかもあんな場所から出たものを好んで舐めるやつがいるんだ。
「いっ、嫌だ!!」
「そう?慧君が要らないなら、俺が貰おうかな」
パクン、と軽快な音でもさせるかのように指を口に含んだリカちゃんが、リップ音を立ててそれを啜った。
綺麗になった指先には、綺麗な形の爪。それで宙に円を描いたリカちゃんが、やっぱり綺麗に笑う。
その顔を近づけて、俺が見惚れているうちに唇を重ねる。
強引にこじ開けられた歯列を越え、入ってきた舌。
咥内に広がる苦味。青臭さ、それらをかき消すリカちゃんの唾液。
「んっ……んぅ、ふっ……ぁ」
リカちゃんの舌が動けば動くほど、苦い味はしなくなる。リカちゃんの舌が動けば動くほど、鼻にかかった声が出て、自然と腰が動く。
「あっ、う……んあっ、はぁ」
くちゅりと鳴ったのが合わさった唇からか、繋がった箇所からなのか判断がつかない。それは、どちらでも鳴っているからかもしれない。
「リカちゃ、リカちゃん……苦しっ、い」
息継ぎをしながら告げた言葉に、リカちゃんがくすくすと笑う。
「それは口が?それともここが?」
「ひっ……あっ、奥やだっ、もう入らな……いからっ」
「まだ入るって。だって、ここまでしか入ってない」
身体の上を這った手が、下腹部を押す。こんなにもリカちゃんが俺の中にいるのだと思うと、達したはずの性器が反応を早める。
それはリカちゃんにも伝わったはずだ。
さっき俺のもので汚れた指を銜えていた唇が動いた。
「やっばぁ……たまんないね、体中がぞくぞくする」
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