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ドアを開ける前に気づけばよかったのに。
何の為の玄関モニターだ。
何の為の覗き窓だ。
何の為の内鍵だ。
全てのセキュリティを一気に忘れた俺は、数秒後それを激しく後悔する。
「お休みのところすみません。隣に越してきた者で…」
見開かれる目。
前はかけてなかったメガネ。
今はあるそれの、レンズ越しでもハッキリわかる意地悪そうな目。
「なんで兎丸がいんだよ」
「……獅子原」
「先生ぐらい付けろよ」
ある晴れた冬の日。
隣の部屋に担任の先生が越してきました。
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