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「ふふっ。リカはウサギちゃんと同じベッドで寝てるのよ。毎日毎日腕枕してあげるなんて愛よねぇ」
「毎日じゃねぇよ!!まだ2回しかしてない!」
「2回はしたのか」
「…っくそ!!」
あのリカちゃんが揶揄われてる。
そう思うと我慢出来ない。
「はっ、あははっ!!!」
「ウサギまで笑うなよ!」
「だって…新鮮すぎて…っは…!!」
ふてくされたリカちゃんは1人ブツブツ言いながらもビールをどんどん飲む。
「リカ。あんた弱いんだからペース考えなさいよ?」
「俺はこのオカマで手一杯だからな。潰れたお前の面倒まではみきれん」
「ちょっと豊!オカマじゃなくてオネェ……ってまぁ今はいいわ。今日だけは特別に許してあげる」
桃ちゃんも美馬さんもハイペースに缶を開けていく。
こんなに賑やかで楽しい食事は久々で、いつも以上に食べ過ぎてしまった。
*
なんだか暖かくて気持ちいい。
頭がフワフワして動きたくない。
あれ…俺、何してたっけ?
確かみんなで鍋食べて、3人が酒盛りしだしたのをソファに座って見てて…
気づけば寝ちゃってたのか。
じゃあこの気持ちいいのは何?
何だか覚えのある暖かさだ。
「ウサギちゃん、寝ちゃったの?」
「あぁ。もう少し寝かせておいてやろうと思って」
桃ちゃんとリカちゃんの声が少し遠くに聞こえる。
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