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俺を後ろから抱きしめるリカちゃんの強い力。
頬にかかる柔らかい黒髪。
冷たい吐息も、甘く響く低音の声も。
他の言葉なんて見つからない。
俺に触れるこの男が…心の底から
「…………好き。
俺、リカちゃんの事が好き」
「ウサギ?」
「俺、リカちゃんのことが好きだ」
リカちゃん、なんて言うかな?
「知ってる」とか「当たり前」とか?
もしかしたら「今更かよ」とかかも。
そんな言葉より先にキスとかしちゃうんじゃないかな。
だって俺様リカ様だもん。
淡い気持ちが俺の心を満たし、それは一気に凍りつく。
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