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次は英語の授業だからサボらなきゃいけない。
こうやって残り1ヶ月少し。
俺は英語とHRを…リカちゃんに関わる全てから逃げる。
このままじゃ卒業すらできないんじゃないだろうか。
たかが失恋しただけでボロボロになってしまった自分が情けなかった。
「兎丸君。ちょっといいかな?」
「……なんだよ」
授業が始まる5分前。そろそろ寝床を探しに行こうと席を立った時だった。
大嫌いな鷹野が俺を呼び出した。
「君に話があるんだ。
君と……君の好きな人のことで大事な」
とてもとても嫌な予感がした。
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