アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
119 (R18)
-
「ッ、そろそろ、終わらせねぇとやばいな…」
リカちゃんが仕上げとばかりに俺の弱いところばかりを狙う。
「あッ、んんっ、ゃ、イク、イクぅっ!!!」
「ん、気持ちい……っ」
何かに縋ろうと伸ばした俺の手を掴んだリカちゃんが強く指を絡め、口付けながら俺を見た。
「慧」
名前を呼ばれたと同時に世界が霞む。
奥まで貫かれ、頭の中で白い閃光が弾け飛ぶ。
「ひやぁぁぁッあああああぁ!!!」
出るものも無く…それでも盛大に果てた俺は、さすがに限界がきていたのかそのまま気を失ってしまった。
「お前だけは何があっても守るよ」
最後の瞬間、リカちゃんは確かにそう言った。
*
保健医に礼を言って俺は保健室を出た。
あれだけ激しくヤりまくったからか足がフラフラするし、声も枯れ気味だ。
のんびり時間をかけて 教室に戻れば、すでにHRが終わっていた。
「慧ー。お前さ、朝来てサボって昼飯食ってサボって、んで帰るって何しに学校来てるんだよ?」
責めるような拓海の視線から顔をそらす。
「何って……」
「獅子原とセッ、」
なんだかヤバイことを言いかけた歩の口をパッと塞ぐ。
その下で歩がニヤニヤと口を歪めて笑っていた。
「何? リカちゃん先生がどうしたの?」
「リカちゃんに説教されんぞって言いたかったんだよな?な?」
「……ぉ、ぉぅ」
コイツはここが教室だってわかってんだろうか?
人の目があるんだぞ!人の目が…………!!
ほら例えば……この嫌な視線とか。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
119 / 1234