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「ぃ、ゃ…嫌っ、痛いっ!!嫌だぁッ!!!」
「ちょ、暴れんなって!」
耐えなきゃという気持ちよりも恐怖心が勝ってしまう。
いくら暴れたところで結果は変わらなくとも、素直に受け入れたくなかった。
押さえつける鷹野の下で無様にも泣き、ただ1人の名前を呼び続ける。
「やだやだ!!助け、助けて…っ、リカちゃん!!」
「だから無駄だって言ってんだろ?!
ここにいるなんてアイツにわかるワケないんだよ!」
「嫌だっ!俺に触れるな!リカちゃんじゃなきゃ…リカちゃんっ、リカちゃん!!!」
暴れまくる俺に苛立った鷹野が腕を振り上げる。
殴られる!!!そう思った時だった。
俺にのしかかっていた重みが急になくなった。
それと同時に机と椅子が倒れる音が激しく響く。
「っ、兄貴!ダメだ!!!」
「離せっ…離せよ!!!」
鷹野を勢いよく俺から引き離し、今にも殴りかかりそうな
リカちゃんがいた。
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