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「早くっ…!!」
まだシンクにもたれたまま腕を組んで俺を見る男。
そんなんじゃ足りねぇよ……とでも言われている気になった。
「…っ、ちゃんと、我慢するからっ!」
自分で性器の根元を強く握る。
目に浮かぶ涙は情けなさからなのか、それとも誘っているからなのか…わからない。
「リカちゃっ、お願い……」
体勢を変えないまま、リカちゃんが俯く。
そして肩を震わせ数秒して顔を上げた。
とても嬉しそうに、そしてとても意地悪く、
それなのにゾッとするほど妖艶な顔で。
それだけで握ったはずの性器から先走りが床に垂れる。
「やっばぁ……慧君がエロすぎて勃っちゃった」
さっき出したはずのリカちゃんの性器は言葉通り緩く勃ち上がってて………なんて、美味しそう。
「こんだけ蕩けてたら2本ぐらい余裕?」
「んっ…だいじょ、ぶ」
2本と言わずにいきなり挿れてくれていいのに。
けれどリカちゃんは俺を傷つけることは絶対にしない。
「痛かったら言えよ」
「ーんっ!!」
2本同時に押し込められた指は、痛みよりも強い圧迫感をもたらす。それでも俺の身体は慣れたように指を奥へと誘う。
「はっ…さすが何度も突っ込まれてるだけあるわ。
指ぐらい余裕だな」
「んっ…ふ…ぁっ、」
「ちゃんと握ってろよ。指でイキたくねぇんだろ?」
3本に増やした指を荒々しく突き立てながら俺の性器の先端を親指で強く擦る。
「あぁぁッ!!!」
「へぇ……そんだけ強く握ってればお前でも我慢できるんだな。慧君のペニス、すっげぇパンパンに腫れてる」
「いっ…ぁ、早く、ン……挿れろよっ!」
「はいはい。
まぁ今日は我慢できた方だしな。
約束通りご褒美やるよ」
俺の中から得体の知れない粘液と共に指が引き抜かれた。次この中にやってくるモノが待ち遠しくて1秒ですら惜しい。
「今日はところてん…すんなよ?」
「いッ、ひぁあぁぁぁぁ!!」
挿れられたと同時に吐き出さなかったのは強く握っていたおかげだ。
けれど『おかげ』は同時に『所為』でもある。
「お前……今、空イキしたな?」
背筋を冷や汗が伝う。
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