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「イッたら終わりって言わなかったっけ?」
中を穿ったままピクリとも動かないリカちゃん。
無理に反らせた腰が、だんだん怠くなってくるけれど今はそれどころじゃない。
「っでも!…出してない、し……」
「空イキでもイッたことに違いねぇだろ。
約束、守れなかったんだ。へぇ…そう…」
背骨に指を這わせ、そのまま尻へ。
繋がったままの蕾の周りを撫でる。
「ちょっとだけ痛いの我慢できる?」
また『我慢』だ。
イクのも我慢させて、痛いのも我慢させる気かよ…。
内心でため息を吐いて無言の肯定を決め込む。
頬に当たる冷蔵庫の冷んやりとした感触が気持ちいい。
火照った顔と溶けそうな頭が少しだけマシになった気がした。
「できる…じゃねぇか。
守れなかった悪い子にはお仕置きが必要なんだし」
「お仕置き…」
「ドMの慧君なら、お仕置きされて嬉しいかもしれないけどな」
蕾の縁を動いていた指が止まり、無理やり中に入ってくる。
「いあっ…いぃッ!!!!」
たかが指1本。
されど指1本。
いつもは簡単に入る指が今は凶器のように鈍い痛みをもたらす。
「痛っ…リカちゃ、痛いっ!!!」
ポロポロ零れ落ちる涙が言葉以上に痛みを訴える…けれど後ろの男は、そんな俺を見て笑う。
「怒ってる顔も、笑ってる顔も、泣いてる顔も全部好き。
生意気なお前を泣かせることが出来るのは俺だけ…って思うと身体が疼いて仕方ねぇよ」
逆効果にしかならなかった涙。
流れる雫にうっとり笑いながら、リカちゃんが指を進める。
「んっ…やだ!!も、抜いてっ!!」
「抜く?なんで?」
その続きは…。
「なんで?…お前のペニス、涎垂らして震えてるのに」
そんなの嘘だ。
だって、痛くて、熱い。
「……う、嘘…だ」
真っ赤に腫れ、口を開き涎を垂らす性器は間違いなく自身のもの。
「痛みさえも快感。
俺が教えてやった通りの身体になったね、けーい君」
肩に顔を埋め吸い付く恋人。
何も知らなかった俺を快楽の沼に落としたのは紛れもなくこの男だ。
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