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「ふっ……ぁっ、ふぁん」
痛かったはずの後孔は、既に馴染んで追加された指を受け入れる。
入り口を広げられている感覚はあるもののナカは違和感など全く感じなかった。
「慧君さ、ドライに慣れたっていうよりドライでイク方が好きだよな」
「そんっ……なことっ、んぁァァッ」
「ほら。またイッた。もう1本増やす?」
新たな指が添えられ、主張するように孔の淵を擦る。
慣れたとは言え……2本も挿れられるのはキツイ。
「やぁっン……っ、やだやだァッ!!痛いの、やだ!」
「俺の指なら細いから大丈夫だって」
指が細いとか太いとか、そんな問題じゃねぇんだよ。
それとは比較にならないモノが俺のナカでさっきより大きくなってんだろ。
「無理…だってば!!」
「そう?」
どうしても2本目の指の侵入は阻止したくて考えずに口に出してしまう。
「もっ……っぅ、お腹いっぱい……ァッ、
リカちゃッの……おっきぃ、から無理!ンッ」
堪らず出てしまう言葉。
それはこの男を喜ばせるだけなのに。
「かっわいい。煽り方まで覚えて偉いね、慧君。
そんな煽り上手で優等生の慧君にシてほしいことがあるんだけど……いいよな?」
「し…てほしい、こと?」
「うん。シてほしいこと」
散々人に好き放題しといて今さら何をさせる気だろう。
その満面の笑みの裏に隠されたものを知るのが怖い。
「これから試してみよっか」
「あうっ、ふぁ…ン」
グポッと中から全てを引き抜き、身体を離す。
俺を反転させたリカちゃんが、にっこり笑いかけた後、流れるような動作で抱き抱えた。
その笑顔は……まぁ嫌な予感しかしない。
「な…な、に?」
「んー…慧君にレベルアップしてもらおうと思って」
その足が向かうのは寝室。
ということは、この情事が終わるわけでもなく逆にまだ続くことを意味する。
「ちょっ、準備は?!みんな来るっ!」
「前菜と下準備は終わってるから。
後は作りながら出せばいい」
今サラッと何言った?
確かさっきは時間がない…的なこと言ってたよな?
「……っ!騙したな?!」
俺を見下ろす瞳がニィっと半月を描きクスクスと声が漏れる。
「騙してねぇよ。勘違いしただけ」
「嘘つけ!!」
「本当だって。すぐ人を疑うの良くねぇよ?」
どうしたって口では勝てない。
っつーか何でも勝てない、んだけど…。
悲しいかな、キッチンから僅かな距離にある寝室。
リカちゃんの長い足を持ってすればすぐにたどり着く。
ボスンと投げられたベッドの上。
嫌な予感が確信に変わる。
「な………なに、する気だよ………」
「すっごくイイコト」
それは絶対にイイコトなんかじゃない。
そんなのわかってるのに、俺の胸は期待で一杯になった。
「俺に任せてれば天国よりイイ思いさせてあげる」
今日も俺の恋人は自信たっぷりで、
それでいて有無を言わさない俺様だ。
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