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379 (R18)
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「あっ、あっ……は、ちょっ……待って!!!」
リカちゃんの手が俺の性器を掴み、容赦なくカリの部分を刺激する。さっき空イキして出すのを我慢していた所為で、絶頂の入り口がすぐ近くに見えていた。
「くぅっ、ん……っ、イク…や、ぁッ」
「いいよ好きなだけイッて」
その言葉通り手の動きをやめないリカちゃんに促され、その瞬間が近付いてくる。
「あっはぁ、んっ!!やっやぁっっっ!!!」
びゅくびゅくと上下に首を振り、我慢させられていた白濁を飛び散らせる性器。
最初の方こそ勢い良く出ていた白濁は時間をかけ溜め込んだ全てを外に送り出していた。
やっと吐き出せた幸福感に身体が弛緩し、ホッと一息ついた……のも束の間。
「やっ、やだやだ!!!」
さっきよりも早いスピードで性器の先端を揉みしだかれ、手のひらを亀頭に擦り付けられる。
「痛っ…ぁ、痛ぁ……んっふ…あぅぅッッ!」
「ちょっと我慢して。すぐ済むから」
「やだっ……まだ出て……ッ、ぁ、やっ」
痛い。気持ちいい…痛くて気持ち良くて、何がなんだかわからない。
「ドライ2回、我慢し続けて大量射精……こんなタイミング揃うって狙ってるとしか思えねぇな」
弧を描く唇から漏れる呟き。
その意味は……なんだろう。
それは、しばらくして俺を襲う。
イッてすぐの性器を触られ続けていれば、やがて内腿は震えだし下腹部がムズムズしだした。
身体中の血液がソコに集まっていってるようだ。
「ぃぁっ!リカちゃ…手、離してっ!!」
「なんで?」
「出る、ん!!出ちゃ、んぁっ……出ちゃうっっ」
このむず痒い感じ。下っ腹が膨れて熱くなる感じ。
射精とは違う何か…こんなところから出る精液以外のモノなんて1つしかない。
決して口には出せない汚いもの。
それを躊躇うことなく紡ぐのは目の前の赤く薄い唇。
「……おしっこ、出そうなんだろ?」
「んっぁ!!!」
耳の穴に舌が入り込みゾクゾクと肌が粟立つ。
重厚感のある声が直接脳に響いた。
「あんっ…ぁっ、出るっ出るから…やめてぇっ!」
力を込めて耐えている足の付け根が痛い。
激しく擦られ続けている性器が熱い。
「力抜いて。全部出しちまえよ。」
「やめっ……もう許してっ…」
この先を知るのが怖くて無意識に手が伸びる。
それを左手1本で掴み上げ、頭の上で押さえつけられた。
逃げたくてすべて出してしまいたくて。
黒く濡れる瞳が俺の痴態を映している。
「見、んな!!見るなぁッッ!!!」
「堕ちるとこまで堕ちて。」
肩や鎖骨、喉元を何度も噛まれ…たとえ服の上からだったとしても、それだけでおかしくなりそうなのに…。
止まらない手が容赦なく俺を追いつめていく。
「ゃ…怖、怖いっ」
身体に心が追いつかなくて、怖い……。
出しちゃダメだと頭がブレーキをかける。
「慧。」
俺を呼ぶ声。
こんな状況に追いやった張本人のくせに優しく甘い声。
「慧の全部知りたい。俺だけの慧君を頂戴?」
「リ、カちゃん……」
「大丈夫。おかしくなって壊れても面倒みてやるから。」
自信満々に笑う意地悪な唇が近づき、軽く触れて離れていく。
リカちゃんの言葉で、頭が身体にやっと追いついた気がした。
もう、限界だった。
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