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422 (R18)
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「なっ……嘘だろ?!」
「黙って。すぐ終わらせるから」
俺と繋がったまま電話に出たリカちゃんは、平然と会話を始める。
「───はい。すみません、ちょっと資料を探しに図書室に来てて。あぁ…明日の資料ならさっき終わらせて皆さんに送ってありますよ」
スラスラと口から出てくるのは嘘ばかりだ。
ここは図書室でもないし、さっきからしてるのは資料探しじゃなくエッチ。
桃ちゃんといいリカちゃんといい…どうしてこうも堂々と嘘をつけるのか俺には理解できない。
後孔に入ったままのリカちゃんの性器はまだ固く大きい。けれど長引きそうな電話に俺は抜こうと腰を上げた。
それに気づいたリカちゃんが俺の身体を強く引く。
「───ンァッ!!!!」
油断していたところを急に貫かれ、思わず出た声。
口を押さえるけれど時は既に遅い。
「声?周りには誰もいませんけど……猿渡先生疲れてらっしゃるんじゃないですか?」
よくも、いけしゃあしゃあと…!!
その間も緩く腰を揺らしながらリカちゃんは会話を続ける。
「いいですよ。僕が戸締りしておきますから」
その目で俺を見ながらグッグッと腰を押し付け、動けと示す。他人と電話をしながら俺とのエッチも続けようとする神経………褒められたもんじゃない。
「……ふぐっ、ぅ……はぁっ…」
「猿渡先生はお先に…え、いや。遠慮しておきます」
俺の身体を揺すりながら談笑する目の前の男。
前立腺ばかりを狙って突き、俺が喘ぎを堪えるのを見て笑う。
「あっ、んぁ……やめっ………ゃっ」
「次はご一緒しますから。もう許して下さいよ」
ハァ…ハァ……。
荒い息づかいと殺しきれない喘ぎが聞こえていないか俺は不安で仕方ないのに。
リカちゃんはそれすら楽しんでいるかのようだ。
もう限界に近い俺の性器はビンビンに勃ち上がって射精の瞬間を今か今かと待ちわびている。
さっきから弱いところばかりを責められ、ずっと我慢してきたんだから。
本当は今この瞬間にもイキたい。
「リカちゃん……っ、もう…イッちゃう…からっ、」
電話を終わらせてほしい。
そして俺をイカせてほしい。
それなのに意地悪な恋人は俺の瞼にキスをして耳元で囁く。
「慧君の可愛い声……猿渡にも聞かせてやろうか」
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