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437 (R18)
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お玉を握る俺の身体を這う手。
薄いTシャツはその手の侵入を軽く許し、直接肌を滑っていく。
「んっ……や、めっ」
「こらこら慧君。手はちゃんと動かさなきゃ」
そうリカちゃんに注意されて鍋に意識を向ける……けれど、それはすぐに奪われてしまう。
「ぅぁっ…んっ…あ、ぁっ…」
リズムよく乳首を弾かれれば揺れる腰に漏れる嬌声。
俺の身体を知り尽くした手は簡単に高みへと昇らせてゆく。
「はっ…はぁっ……リカちゃん、出来なっ」
「んー?慧君が作ってくんなきゃ晩飯抜きになんだけど。
代わりに慧君食べちゃうけどいいの?」
「っふぁ!!」
芯を持った乳首が爪で引っ掻かれピンと弾ける。
じんわり沁みるような痛みが身体を支配していく。
「作るっ…からっ、乳首やめっ」
「無理」
言い終わらないうちに言い捨てられ、俺の願いは虚しく散った。
今日も変わらずの俺様を発揮するリカちゃんは手を動かしながら器用に唇と舌での愛撫も忘れない。
首の裏を舐め上げていた舌がうなじに到達し、リップ音を立てた後に軽く食みながら甘えた声を出す。
「なぁ。学校ないし見えるとこ付けていい?」
「んっ、だ、だめっ!!」
「あぁそっか。実家帰んだから今は駄目だな」
『今は』ってなんだ。
「帰ってきたら、いーっぱい付けてあげるね」
浮かんだ疑問はすぐに解決する。
しかもそれは決定事項になっていた。
今回は諦めてくれたようで、すぐに移動していくヤラしい舌と唇。
それがTシャツの襟元までたどり着けば肩へと移動し布地越しに歯が立てられる。
「んっ……」
「肩はイイよな」
「ぁっ、だめっ…だめ」
「駄目は聞かない。お前が誰にも見せなきゃいい話だろ?」
またもや制止は無視され骨に歯が当たる感覚がした。
「っ…あぁっん…んあっ痛ッ!!」
甘い痛みに俺の手からお玉が落ち、床に転がる。
「駄目だろ慧君。ヤるなら最後までヤらねぇと」
渡されたのは新しいお玉。
まだまだ意地悪を終わらせるつもりのないリカちゃんを睨んでも、笑われるだけでなんの効果もない。
カレーの匂いが充満しているはずなのに、俺にはリカちゃんの雄の匂いの方が強い気がした。
日に日に妖艶さを増していくリカちゃんが……怖い。
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