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「あっ……ン、ぁっ……や、いやっ!」
1歩ずつ確実に近づいてくる絶頂。
いつものように追い立てられてイかされるのとは違う、じわじわやってくるソレに言いようのない恐怖が芽生える。
あのフワッとした感覚の一歩手前に立つのが怖い。
「……ン、もうイキそう?」
俺の下唇を吸いながら問いかけるリカちゃん。
間近にあるリカちゃんの瞳がすげぇ真っ黒で、それが更に恐怖心を増長させる。
「やだっ!!これ、やだっ!怖い……イクの、怖っ」
イキたくてイケなくて、でもイキそうで頭がおかしくなる。
これ以上続けないで。ヤるなら一気にして。
そう言ってしまいそうで唇を噛む。
もしかしたら口に出していたのかもしれない。
「好き」
キスをやめたリカちゃんが耳元で囁く。
「慧が俺の指で感じてくれんの……すっげぇ嬉しい」
そんなこと言われたら、リカちゃんを悦ばせる為に作り変えられた身体は言いなりになるんだ。
さっきまで怖かったはずなのに、今は全く怖くない。
「はっ……ゃっ、もうヒリヒリするっ!んあっ、」
弄られ続け腫れた乳首がジンと熱く痺れて…でも見えてくる終わり。
尖った先端をザラつく舌の表面で撫でられるのが好き。
捏ねるよりも押しつぶされるのが好き。
引っ張るよりも抓られるのが好き。
乳首って……すげぇ気持ちいい。
「っら、なんかっ……くるっ、くるっ!!」
熱が集まった下腹部が膨れ、モゾモゾする。
それは駆け足ではなく踏みしめながら出口まで向かう。
「あ…ぁ、はぁんっ…ッ、出るっ……イク、ぅ!!!」
───ビクンッ………ドクドクドクッ
生々しすぎる吐精。
スローモーションのように、イッた感覚が身体に染み込まれていく。
イクってこんなにも暖かくて、こんなにも一瞬なんだ。
「慧君ヤれば出来んじゃん。乳首でイクって女みたい」
「……はぁっ……うるっ、さい。バカにすんな!!」
悔しくてそのニヤつくリカちゃんの頬を摘めば、手を包み込むように握られる。
憎らしくニヤニヤした顔から一転して優しく微笑む。
「バカにしてんじゃなくて感動してんの。
どんどん俺好みになってくれてるなぁって」
そんな風に嬉しそうにされたら困る。
いつもみたいに、からかわれなきゃ言い返せない。
「そういうとこ本当に大好き」
「…あっそ。
言い返せないから……せめてもと顔をそらした。
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