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「ふっ……ぃぁ…あぁっ」
「そろそろ飛びそう?」
「あ、はっ……んっ…ん」
「って遅かったか。俺も…限界」
ぼやける視界に映るリカちゃんが近づいてきて唇に軽く触れる。その手がシーツの波間に消えた。
戻って来た手が俺の性器を握れば、手のひらとは違う硬い何かを感じた。
けれど今の俺にはそれが何なのか…この後どうなるのか考える余裕はない。
「すっげぇ………濡れ過ぎて溶けて無くなりそう」
リカちゃんの手が根本から先端までゆっくりと動き、先を握り込んで止まった。
「慧君。明日立てなかったらごめんね」
額に汗を浮かばせながら笑って悪魔のようなセリフを吐いて。その言葉通りに俺を溶かそうとする。
亀頭を握ってた力が少し強まったと感じた瞬間に身体に電流が走った。
「ひっ、ィアアァァァァッ!!!!」
「っ……ぁ気持ちい…っ」
「やあぁっ、イッ…も、イッて、ッてる!!!」
精液を吐き出す口を塞ぐように押し当てられたピンクローターが震える。
さっき乳首に当てていた時よりも早い振動は、俺の精液の助けを借りて動き続ける。
「これっ、やだッ!!!いやっアァッ!!」
「もう出すから…っ、全部……、受け止めて。」
好き放題していたリカちゃんの動きが止まり、一息ついてまた再開する。
今度は自分がイク為に変わった律動に俺はまた絶頂を迎える。
もう俺の性器からは何も出ていない。
何も出るモノもなくドライでイキ続ける身体の最奥を狙って強く貫かれ、それでも許してもらえなくて……そうして俺の意識はまどろんでいく。
本当にもう限界だった。
何も考えられないぐらい溶けきっていた。
ドクンとリカちゃんの大きなモノが膨らみ奥へと注ぎ込まれる。
意識を手放す直前に身体に生暖かい飛沫が飛んだ気がして…でももう何もわからなくて。
リカちゃんの名前を呼んでリカちゃんの身体に縋って
俺は声にならない声を叫んで意識を飛ばした。
『恋人』になって何度も交わした情事。
満足すぎるぐらいに与えられた快感。それなのに何かが足りない。
いつもは嫌ほどもらえる言葉が無いことに俺は気づかなかった。
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