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793 (R18)
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「んっ…やだ、やだ!そこやだ」
突っ伏した身体を後ろから貫く。
浅いところも深いところも、どこを突いても嫌だと首を振るのはその全てがいいから。
ゆっくり動かれるのが好きで、けれど強く打ち付けられるのはもっと好き。それを象徴するかのように、奥まで一気に入り込むとウサギのそれから半透明の雫が飛んだ。
「慧君やっばぁ…我慢しすぎて漏れてきてる」
白濁の混ざったそれが滴る先端を指で弾く。するとウサギは曇った声で啼き、頭を振って嫌がる。
「気持ち、いいな」
小刻みに腰を動かし返事を催促すると左右に揺れていた頭が上下に変わった。
「リカちゃっ気持い…ん、気持い」
「知ってる……慧君のナカ、すっげぇヒクヒクしてる」
限界まで密着させた腰に当たる柔らかな肌。それを左右に開いて捻じ込んだ切っ先が奥に当たり、驚いたウサギがナカを一層締め付けた。
「―っ……お前、今軽くイッただろ。この変態」
「あぅっ、ん…んっあ!く…奥、奥っだめ!当たってるから…どっちも当たってる!!」
「当たってんじゃなくて当ててんだっての。だって慧君、ここ好きだろ?」
寸前まで抜いて最奥まで突く。その度にウサギからは耐えきれなかった情欲が伝い落ちた。
「やだやだ!イきたい…っふ、もうイきたい!」
「ずっとイッてるのに。さっきから、慧君の濡れて…、やらしい」
「いい…やだやだ気持ちいっ…気持ちくて、やだ……」
きゅうっと締め付けた蕾が絞るような伸縮を続け、ウサギ自身も気持ちいいとくり返す。
「やだぁ!!気持ちいい…リカちゃんやだ、気持ちいいから……だから、んぁっ…やだ」
「お前………そんなに嫌なら、っ…やめとく?」
「やだ!!もっと…ァッ、やめちゃ、やだ」
本当は止められないのは自分のくせに、強がってしまう俺はバカだと思う。
やめないでの一言が欲しくて意地悪して、それを貰えて満足する。そしてもっと酷くしたくなる。
力強く、けれど傷つけないように激しい律動を続けると、ウサギの声が短く途切れ、限界が近い事を知らせてくる。
それに合わせるように自分自身も高みを目指し腰を振った。
俺たち以外は今も真面目に授業を受けていて、まさかこんな所でこんな事をシているなんて誰も知らない。
そういうのって……堪らなく、イイ。
「リカちゃんっ、もう無理……あっ、やだ…イク!もう出ちゃ………ーーッ」
声を引き攣らせたと同時に果てたウサギが大きく震えた。それを唇を噛んで耐え、自身を引きずり出す。
濡れたそれを向けるのはウサギのモノが垂れて汚れた床。
そこに向けて我慢したモノをぶちまけた。
上がっていた息を整え、額に滲む汗を拭う。
「っは…あっつい。慧、お前身体大丈夫か……って何」
ソファに横たわっているウサギの様子が気になって、伸ばした手。それが勢いよく振り払われた。
僅かに痺れる手のひらを握り、見つめた先にいるのはまだ息の荒い恋人。
可愛い嫉妬と可愛いワガママで俺を誘惑してくれた恋人。
「てめぇ…っ、はぁ……」
セックスの最中はあんなに可愛かった慧君が乱れきった身体を惜しげもなく晒し、けれどその目だけは鋭く俺を睨む。終わった途端にこの扱いは少し切ない。
今夜はもっと入念にお仕置きして、もっともっと蕩けさせて…限界を超えて啼かせてやろうと決めた。
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