アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
183
-
「慧。結婚おめでとう」
「すげぇな!!現役高校生で人妻かー!」
「…しねぇから。つか出来ねぇから」
屋上で座り込み、昼飯を食いながらアホな事を言う2人を睨みつける。
拓海に至っては確実に本気で言ってるから俺はそろそろコイツの頭の中はヤバいと思う。
「え?慧、リカちゃん先生にお願いしねぇの?」
「なんてだよ」
「結婚してください…いや、兄貴ドSだから一生俺を飼ってください、とか?」
「…歩。お前とリカちゃんが兄弟だって改めて実感した」
リカちゃんなら、すげぇ言わせそう。
しかもニヤニヤしながら。
「あ、やっぱリカちゃん先生って家でもSなのか?」
「Sなんて可愛いもんじゃねぇ。アイツは悪魔だ」
この時の俺は全く気付いてなかった。
背後から近寄ってくる……悪魔に。
「だいたいアイツは人の気持ちなんて関係ねぇんだよ。俺がしたいからする!的な」
「へぇ…んじゃウサギは俺とセックスしたくないんだ?」
「したくない事もないけど…」
「んじゃ今日も可愛がってやろうか?」
「可愛が…って、何言ってんだよ歩……って歩?!」
隣に座ってたはずの歩は、いつの間にか少し離れた所でタバコを燻らせている。
って事は俺の隣にいるのは………
「今日のディナーは俺とセックスしたくて堪らないエロウサギで決まり、だな」
俺の肩に手を回し、艶っぽい声で先生はそう言った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
183 / 1234