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「さては……あいつチンコ小せぇんだ?」
「ーはぁ?!」
「だってそれしかねぇだろ。言っとくけどな、あいつ前は温泉も入ってたぞ。男が隠したいつったらソコだろ」
な、なんて事を言うんだこのバカ!
美馬さんなんか聞こえないフリして遠くを見てるだろうがよ!!!
けれどその口元は微かに歪み、震えている。
「そっかぁ…リカちゃん先生、俺様のくせに小さいんだ…なんか親近感湧くなぁ…。へへっ」
その体格通り人より小ぶりなモノを持つ拓海が少し嬉しそうに笑う。
歩に至ってはニヤニヤしながら「兄貴に勝っちゃった」なんて喜んでいた。
…なんか、腹立つ。
リカちゃんをバカにされたみたいで…っつーか、バカにされて無性にイライラする。
「つっ!!」
タオル越しに歩のイチモツを掴む。
そして笑って言ってやった。
「リカちゃんのが断然デケェ。
お前、俺のリカちゃんバカにすんなよ?」
「っぅ………そのデケェの挿れられて痛くねぇのかよ」
「あいつのテクニック舐めんなよ!頭おかしくなるぐらい上手いんだから…………って何言わすんだよ!!」
あ、と思った時には後の祭り。
痛みが引いてきた歩はいやらしく笑い、拓海は顔を真っ赤にして俯いていた。
「慧君やーらしー」
「お前嵌めやがったな?!」
「今のはお前の自爆だろバカウサギ。俺のリカちゃんとか寒いこと言ってんじゃねぇよ」
「ウサギって気安く呼んでんじゃねぇ!!」
「え?!慧、怒るとこそこなの?!」
声を上げ騒ぐ俺たち。
それでもまだ美馬さんは遠くを見つめていた。
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