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day1 ①
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「……っは…またか…」
路地裏で猫を育ててたら猫になれるようになった。
親友と一緒になれるのは嬉しいし、この変身を見た十四松がカッコイイって騒いでたから僕は割りかしこの能力を気に入ってる。
だけど…
「…チッ」
猫になれる僕には極めて難問がある。
それは、発情期。
何となく暑くてムラムラすると思ったら下は既に勃ってて、いつの間にかマスクの下の息も荒くなってる。
マスクがあって良かった。
顔赤くなってんの見られたら死ねる。
こうなったら世話も諦めて少しの間おそ松兄さんの本を借りるわけだけど…
シコ松兄さんみたいにアクシデントで暴露なんてされたら死ぬ自信があるし、気は抜けない。
「う、、ん…ぁ、ぁ……はっ、あ、う、」
敏感な尿道口を敢えて強く擦って、苦しくなる身体を必死に抑え込む。
苦しいならヤらなきゃいいって?
ばーか、それがいいんだろ
息も弾んできて空気が足りなくなってもマスクは取らない。
寧ろ積極的に口を塞ぐ。
酸素不足と快感に喘ぐ自分を窓に反射して映る影で確かめながら。
「…ん、ぐっ…ぅ、う、う、はっ……ぁあ!!」
物足りないユルさで扱きつつ大事にしなきゃいけない二つの玉を強く握り締めて痛みでイった。
あらかじめ側に置いておいたティッシュで拭い、本を仕舞うために立とうとするその時だった。
「…え」
僕のイったばかりのソレは未だに反り勃っていた。
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