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流石に早く来すぎたのか職員室にも担任はおらず、教頭に鍵をもらい教室に行くことにした。
教室の扉を開けると、朝なのに真っ暗で。
閉まっているカーテンの隙間から陽の光が差し込んでいた。
静か過ぎて気味悪いけどとりあえず電気を、
「ま、き、ちゅわぁぁぁああああああああああんッッッ!!!!」
「うおおぉ!!なんだぁぁあああッ!!?」
え、え、ナニ!!?体が重い怖い!!
「おかえりまきちゃん!!体大丈夫!?オレのこと覚えてる!??」
「何!?誰!?」
暗闇からいきなり出てきて抱き着くとか俺の心臓を止めたいのかコイツ!退院したばっかだっての!!
「いやぁ久し振りだね...オレは常に君の事で頭がいっぱいだった......そう、言うなればドロドロに溶け合った恋びt「もしかしてお前の苗字鬼塚だったりする?」
「は?違うよ?オレはね、まきちゃんのBEST FRIEND☆田丸 慎太郎だぁ......よっ!!」
バチコーンッ☆...て効果音がつきそうなウインクを飛ばしてくる、こいつは...
「...ごめん覚えてない。」
「エッ!!オレのことタマちゃんって言っていつもいつも慕ってくれてたのに!」
「そうか。じゃあこれからは、" いつもどおり "タマちゃんって呼べばいいの?」
「しんたんでも可。」
「呼ぶかッ!!」
「つーかぁ、鬼塚と間違えるとかないワ。全然違うじゃん。ドコ見てそう思ったわけ?」
「......なんかゴメンね」
「イエイエ。」
「ところで俺の席どこ?窓際だと嬉しい。」
「廊下側だよ?」
「チッ......っんだよこの野郎」
「オレが悪いのッ!?」
電気を付けて改めて見てみると、かなり派手な外見だった。
「......えと、慎太郎?お前、」
「ん?なぁに?」
「お前...
.....頭血まみれじゃん......」
「......まきちゃん大丈夫。これ染めてるだけ。」
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