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出会い?始まり。
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IISアイスー出会い?始まり。
…うちの監獄(クラス)にはわりと顔のできが悪いやつはいない。
むしろ他の監獄(クラス)よりは、良くできてるとおもう。
…ハエ(女子)がブンブン(キャッキャ)してて、うるさいのはどこも変わらないが…
わりとうちの監獄は…
藍永「マ、ヒーロー君。女子がまひろくんのメイクしたいって、いってるんだ~受けてくれないかな??」
ニコニコふわふわした笑顔をまひろに向けながら、藍永が机の前にたつ。寝そべっていたまひろが多分眉にしわ寄せて藍永を睨んでいる。
め、ん、ど、く、さ、い。デスヨ
女に顔さらせ?キモい。なんのためにこんな眼鏡をかけていることか。
まひろ「全力で拒否する。マ、ヒーローってなんだよ。」
そもそも俺の一人厨二病こじらせちゃったの的な心の声を遮ってまで言いたいことがそれか。
あまりしゃべったこともないくせに馴れ馴れしい。
男としてわりといい顔をして生まれてきたくせに、お前と言うやつは。ブス男たちに恨まれろ。
藍永「…ごめんな?まひろあんまひととしゃべんのみたことなかったし。話してみたかったんだよな!」
なんだお前。クラスで人気者の癖にその弱者にてをさしのべた俺ステータスみたいなこと思ってんだろ。
…やめた。俺なんかキモい。こんなきゃらじゃないから。
ほんっとうに、ちがうから。
まひろ「…どうでもいい。興味ない。帰って」
心底どうでもよかった。ふぅといきをはいて、手でしっしっと、顔の前を払う。
どっか行け、というまひろ成りの合図だ。
ここにお前の取り巻きが来るのさえ嫌なほどに(ハエ)女が嫌いなんだよ。どっか行ってくれ頼む。
藍永「そっか…ごめんね。どっか行くわ」
すごくしゅんとして肩を落とす様は女々しく見えたが、本当に落ち込んでいるようで少し胸が痛んだ。
人が嫌いとかじゃない。ちょっとめんどくさい。
特にハエが集るのが…トラウマみたいなだけ。
でも、藍永は平和なやつだ。裏がなさそうで争い事(物理的なものいがい)は聞いたことがない。
本当に皆から好かれてるんだな…って。
言いたくないけど、羨ましい。
ちょっと…仲良くなってみたい…何て思ってみたりもしている。
けして俺は、悲しいジミ男でも、こじらせてる人でもないので、勘違いしないでね。
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