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夢心地。
「──……か! ……はるかっ」
そんな中で、体を揺すられるのと名前を呼ばれるので、目を覚ました。
まだはっきりしない視界の中で、雅斗さんが見えた。
「ん……まさとさ……」
腕を伸ばして、雅斗さんを抱き寄せて、それから匂いを嗅ぐように息を吸った。
「悠……よかった」
「……? どうしたの?」
なぜか安堵の表情を浮かべる雅斗さんに、私は首を傾げた。
「……呼吸が妙に浅かったから……」
「本当に……?」
思わず聞き返せば、雅斗さんは少し不安そうに頷いた。
「ごめんね、心配かけて」
少しだけ、抱き締めあった。
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