アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
きこえた声は
-
虎徹さんと龍さんがリビングから出ていって20分近くたった。
「そうだ。お茶持っていこ。」
ずっと話してるならきっと喉が乾いているはず。
僕は冷蔵庫からお茶を出して、2つコップを出しお茶を注ぐ。
「お盆は…。手で持っていこう。」
2つだから大丈夫と思い手で持ちリビングをでる。
虎徹さんの部屋の前につくと声が聞こえる。
「だが、このままでは時間の問題だ。」
時間の問題?何がだろう。
「なにか策を考えないと、じゃないと俺達の生活に支障がでる。」
生活に支障が出る?それって、、、
僕のせい…??
やっぱり僕のこと邪魔なのかな。
「そうだな、なんとしてもこのままの生活を送りたい。
ガッシャーン
気づいたら手に持っていたコップを床に落としていた。
このままでは虎徹さんと龍さんに気づかれる。
それに、やっぱり
僕は迷惑だったんだ。
僕はそのまま外に向かって走り出した。
裸足のまま玄関を出ていく。
「愛生!!!」
「愛生くん!!!」
後ろからふたりの声が聞こえた気がしたが、僕は振り返らずそのまま走っていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 76