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洗いっこ
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湯船から出て、虎徹さんは風呂椅子に座る。僕は虎徹さんの後ろに立つ。
えーと、タオルに石鹸をつけて虎徹さんの背中を洗う。
「愛生。もう少し強く。」
「うん。…これくらい?」
「そんな感じ。」
虎徹さんの背中を丁寧に洗う。
人の背中を洗うのなんて初めてだ。
「愛生ありがと。変わるよ。」
「え?僕はいいよ!…自分で洗えるよ。」
「遠慮するなよ。なんなら全身洗ってやるぞ。」
虎徹さんはニヤリと笑う。楽しんでる…。
「じゃあ、背中だけお願いします…。」
「任せろ!さあ、場所交代。」
虎徹さんと場所を入れ替わる。虎徹さんは手で石鹸を持ち僕の背中を洗う。人に洗ってもらうなんてすんごく小さい時以来だ。
「力加減とか大丈夫か?」
「だいじょうぶ。」
なんか、気持ちよくて寝ちゃいそう。虎徹さんの手が前の方にまわってくる。
「虎徹さん…!?背中だけでいいよぉ。」
「遠慮するな。」
虎徹さんは泡だらけの手で僕の体を洗う。
虎徹さんの手が優しく僕の体を触る。
僕に変なことして来た人とは違って優しい手だ。
うぅ。やなこと思い出してしまった。
僕はそのことを消したくて頭をぷるぷる振る。
「ん、どうした?」
「…何も無いもん。」
「そうか。愛生はチワワみたいで可愛いなぁ」
チワワ…?
「僕、犬じゃないもん。」
「わかってるよ。」
虎徹さんはフフッと笑う。なんか幸せそう。
虎徹さんの手が首からだんだんしたに下がっていく。
僕の敏感な場所に、乳首に手が当たる。
「…んっ。」
思わず声が出て、手で口を覆う。
「どうしたー?」
「何も無いです。」
良かった聞かれてなかったみたい…。
虎徹さんの手がだんだんとしたに下がっていき、僕の大事なとこに…
「そこは自分で洗う!!」
つい、大きめの声が出てしまい風呂場で自分の声が響く。
虎徹さんは少し驚いた顔をした。
「じ、自分で洗うの!」
「そうだな。さすがに恥ずかしいか。」
そういいながら虎徹さんは石鹸を置きシャワーを手に取る。虎徹さんがシャワーからお湯を出す。
シャワーから出てきたお湯が僕と虎徹さんに当たる。
体についた泡が流れていく。
せっかく虎徹さんが洗ってくれたのにちょっと残念。
虎徹さんは洗い流すと湯船に入った。
僕はまだ洗ってないとこを洗い続けた。
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