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偏見
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「ほら、何も言えなくなってる。
何も言えないってことは
駄目な理由がないってことだよ。」
そう言って日向は俺の頬に手を添えた。
よく考えてみれば確かにそうだ。
駄目な理由なんて、無い。
この世界は男と女で恋愛をするのが普通だ。
しかしそれが普通とされているだけで
男も女も同じ人間だということに変わりはない。
ということは...
男と男で恋愛してもいいんじゃないか?
男と男だから恋愛しちゃ駄目って、
ただの偏見なのではないか?
それなら、俺と日向は付き合うことが出来る...?
そんな考えを巡らせてると、
俺の考えが分かったのか
日向が微笑みながら俺に問い掛けた。
「付き合おう?周りの目なんて気にせずにさ。」
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