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真実を知るとき
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「達実さん、俺の過去を教えてくれませんか」
俺はそう口にした。
達実さんは「いいの?後悔しないわね?」
と言ってきたが、「後悔はしてません」
と言い切った。
すると達実さんは、「何から話そうかしら…」
と言った後、全て話してくれた。
聞いた俺は絶句した。
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達実さんがいつも陰から支えてくれたこと。
俺には、兄がいること。
兄は事故当時、車内にいて
両親と共に亡くなったこと。
事故当時、俺の隣に“あの子”がいたこと。
そのあの子が男だったこと。
ーそのあの子が、亡くなっていたことー
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