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日常
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強い風が吹き 砂埃が舞う校庭の隅。
コンクリートの上をサッカーボールを脇に挟み歩く。
日が暮れ始め 途中から遅れてきた奴が急いで
身体をほぐす中、額から垂れてくる汗を拭いながら
水を飲む。
一時間ぶりの水分補給だ。
喉を太陽のせいでぬるくなった水が行き渡る。
この高校は定時制の生徒もいて
部活が終わりに近づく頃
定時制の奴らが登校し始める。
俺たちの間で噂になってるのが
定時制にめっちゃ綺麗な奴が入ってきたと。
親友の悠人が部活終わりに覗こうと
肩を叩いてきたが、興味がないのでスルーした。
舌打ちが聞こえたが無視だ。
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