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13の睦言
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「ふぁ、アッ、おそ松、にいさ、…イ、クッ……!」
部屋に響く弟の喘ぎ声が俺のすべてを刺激する。
それが、普段ガード固いチョロ松だから尚更。
「キッツ………おれも、イキそ………」
そっと頬に手をあてがってやれば、チョロ松はふにゃっと微笑んで達した。
❁❁❁
「……おそ松兄さん?」
「んー?」
事後のチョロ松はまだ甘えたモードが抜けない。
俺は案外あっさりしてるから、行為のことを引きずったりはしないけど、甘々なチョロ松を見られるのは凄くいい。
「僕でいいの?」
とろんとした顔で、タバコをふかす俺をのぞき込む。
これは毎回聞いてくる、チョロ松の決まり文句だ。
「僕のこと好き?」
って聞かない辺り、チョロ松らしい。
多分、そう聞いて「普通」とか答えられるのが怖いから、予防線張ってるのかな。
そんな答え、返す訳ないのに、馬鹿だよな。
「お前がいいんだよ」
いつもこうやって答えて頭を撫でてやる。
そしたら、いつもへの字にしてる口を緩ませて、にこにこするんだぜ。
かわいいだろ?
俺達の睦言は、愛の確認なのさ。
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