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詮索6
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学校が終わりラーメン屋に向かう。
今日分かったことは、
マウンテンアンダーの本名が
『山下良太 』と言うことだ。
元サッカー部らしい
クラスのやつらが話しているのを聞いた。
サッカーの腕は確からしく、サッカー部には貢献していたそうだ。
女子がいたらモテたタイプだな。
1日でこんだけ情報分かれば十分だろう
俺はメモ帳を鞄の中にしまいラーメン屋の制服に着替えた。
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「いっしゃいませー」
平日は土日に比べれば少ないほう。
学校に近いから時々同じ学校の生徒が食べに来るが、俺が同じ学校だと気づかれたことはない。
なぜって、俺には友達がいないからだ。
くそ…それもこれも全部梶浦のせいだ
「哲平?怖い顔してどした?喧嘩か?俺が話聞いてやるよ!」
そう言ってきたのはこのラーメン屋の店長。
気さくなおじさんで高校生の俺を快く採用してくれたいい人だ
「何でもないですよ」
気に掛けてくれるのは嬉しいが、喋りたくはない
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