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心境1
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やっと満員電車を降り、息苦しい中から解放された俺は大きく深呼吸した。
この時間俺はまだバイトをしている。
今家に帰ったら親になんて言われるか…仮病だと言うわけにもいかないしな…。
俺は時間を潰すために本屋に行くことにした。
デカイ本屋がある駅で降りる。
普段行かない所に来るのはなんだか新鮮な気持ちになるから結構好きだったりする
俺は断然アウトドア派だな
久しぶりの本屋。
特になにかを買う予定でもないのでとりあえず漫画のコーナーに向かった
と、俺の目の前に自分の同じ制服を着た男が立っていることに気づく
同じ学校か…
先輩かな。
少し気になったので通りすぎるふりをして顔をちらっと覗く
あ。
名前なんだっけな…えっと…。
顔は知っていた。隣のクラスの生徒だ
目までかかった前髪であまり表情は分からないものの小柄な体型と猫背でわかった
あ、影山だ…。
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