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仲間3
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「おはよ駿ちゃん!」
教室に響く今村の声。
今村は登校してきたばかりの梶浦の周りをうろうろ歩き回り、梶浦が席に着くまで見届けた
「今日はちょっと遅かったね駿ちゃん!」
「…そう?」
「大丈夫?なんかあった??」
梶浦の机に顎を乗せにこにこ笑いながら梶浦を見つめている。
気色悪いにもほどがあるだろ
クラスの奴らもさすがに今村の梶浦への執着ぶりは異常だと認識していて、「キモいだろ今村~」と仲むつまし気に話している
俺は相変わらず一人なので席に座っていつものように携帯をいじる
ちなみにあれから矯正屋の情報は掴めていない
「駿ちゃん駿ちゃん!」
「うるさい」
「駿ちゃーーんー」
「うるせぇよ!」
梶浦も嫌がってんじゃねえか。
今村の異常なまでの梶浦への執着心
何が今村をあそこまでさせるんだ…
まぁどうでもいいけど。
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