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仲間5
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俺は心底腹が立って今村に手を出してしまいそうになったが、梶浦の声で我に帰った
「今村!」
「あ、なに?駿ちゃん!」
「もういいからコイツはほっとけよ」
「えーまじ?わかった」
梶浦がそう一言言っただけで教室中が静まり返る
梶浦は机から立ち上がり、手をポケットに突っ込んで教室を出て行った
それについて行く今村。
出て行き際にくるっと振り向き俺に舌を出した
くそムカつく
二人が出ていくと教室はまた何事もなかったかのようにざわめき始める
それにしても、今村が俺に突っかかってくるなんて珍しい…
いつも遠くでによによ笑って見ているだけだったのに。
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