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チビ2
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俺の通うここは有名な男子校。
もともと女子と話すことが苦手だったと言うことで選んだ学校だったが、どうせ男子校に通うんだったら目一杯楽しんでやろうと心に決めていた。
近所に住む俺の憧れの人。
三木くんが通っていたと言うこともあって、絶対にここと決めていたんだ。
ちなみに三木君のことは昔からミッキーと呼んでいる
入学式の日。
最初に声をかけたのは最悪なことに、梶浦駿太郎だった
背も小さくて女みたいな顔つきをしていたから、てっきりおっとりした優しい奴だと思って声をかけたのに…
「ねぇ、同じクラスだよな?よろしく」
「え?あ、よろしくね」
そう言って梶浦は笑った、
周りでは色々な部活動の生徒たちが部活勧誘のビラを新入生に配っている。
すると、アニメ研究会と思われる部活が俺たちにビラを渡してきた
「是非来てねー!!!」
大きな声で勧誘をするアニメ研究会の人たちを見ていると、アニメ研究会って地味そうなイメージがあったけど、なかなか楽しそうな人たちだなと俺は思った。
ふと隣を見る、
俺は目を疑ってしまった
梶浦がアニメ研究会からもらったビラを粉々に破いていたのだ。
「え?ちょ…なにしてんの!?」
「ん?何って、僕嫌いなんだよねあーいう陰キャラの集まりみたいなの。」
「…は?」
「あんなのが僕にビラ渡すなんて気持ち悪るすぎ」
その言葉を聞いた瞬間、俺のなかでなにかがキレた。
「お前失礼だろ!何でそんなことができるんだよ!」
「、、、、は?」
俺をにらむ梶浦の顔。いまだに覚えてる。
あの時から俺は梶浦に嫌われ、今に至るわけなのである
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