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チビ3
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俺はただダメだと思ったことを素直に言っただけなに。
「チッ…」
小さく舌打ちをしながら梶浦の方を見る
すると、突然梶浦が俺の方を見た
一瞬にして目が合う
「おい」
目を細めながら俺に近づいてくる梶浦。
「な、なに?」
「お前今舌打ちしただろ?」
「は?してねぇし」
「いやしてたね。僕聞こえたもん。」
どこまで地獄耳なんだよ気色悪いな
心のなかで言った。
俺と梶浦がしゃべるのをクラス全員が見ている
「お前マジムカつくわ。ボッチのくせに」
誰のせいでこうなったと思ってんだ
椅子に座る俺を上から見下ろしニヤニヤと笑う梶浦。
右手にはメロンパンを持っている
梶浦の後ろに立っている今村もざまぁみろと言わんばかりに広角をあげていた
「…うるせぇな…」
「は?お前俺に逆らったらどうなるかわかってんのか?」
今は俺が椅子に座ってるから見下ろせてるけどな、俺が立てば俺がお前を見下ろせるんだよチビ
「なんか言えよ。…もういいや、お前めんどくさい、じゃあな臭い野くん!行こうぜ」
「ういーす」
梶浦は小さく舌打ちをしながら今村岬とともに自分の席に戻っていった
誰が臭い野だチビ野郎、俺の名前は草野だ
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