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可愛い義彦さん 9
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目が覚めると、
目の前にベル君がすやすやしていた。
いつの間にかベッドに移動して
寝ちゃってたんだと分かると、
身動きが取れないことに気づく。
後ろをチラッとみると、
義彦さんの顔がドアップにあって、
抱き抱えられてるのが分かると、
顔が一気に熱くなる。
でも、
本人は俺が起きたことに気づいていないし、
心地よさそうに眠る2人を
俺のせいで起こしたくなかった。
義彦さん。
結局俺が起きてる間に帰ってこなかったし
夜遅くまで何してきたんだよ。
帰って来ない方が
俺にとっては好都合なはずなのに
こんなこと思うのって
なんかへん。
俺は、女の子が、好きで
義彦さんは俺にちょっかい出してくるだけで
すきとか
そんな、ことないし、
だって、俺は偶然、
ベル君にあって
流れで、
この家にお世話になって
なのになんで。
ずかずかと
俺の心に入ってきて
義彦さんは
俺に思わせぶりな態度するんだ?
なんかよくわかんなくなってきて
目頭が熱くなるのを感じた。
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