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昼休み 6
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花のちょっとした襲来があってから、俺たちはもくもくとご飯を食べた。
「なぁ、黎。今日の放課後暇か?」
「まぁ、それなりに。」
「ちょっと、倉庫まで来たりしないか?」
「………ん?」
おっと。
これは危険フラグ。
姉貴とつながりがばれてない今、そんな危険なことはしたくない。
ばれたらあいつになにされるか…。
そもそもなんで、隠すかがよくわからない。
隠すほうが絶対にめんどくさいのに。
まぁ、確かに、あれだ。
姉貴との関係がばれた時に、ちょっと距離を取られるのはつらいかな…。
「急に申し訳ないんだけどさ、なんていうか、俺のカッコいいところ、っていうか、総長ちゃんとやってるんだぜってところをアピールしたいというか…。」
「……何でおれ?」
そんなことはその辺の女にしたらいいと思うんだけど…。
「んー…、なんとなく?」
俺は特にすることもないし、バレないという少しの自信があるから、行ってみようかな…。
「…行く。」
「マジで!!!じゃあ、放課後一緒に教室でような!!!」
「おう。」
ちょっとした波乱万丈が始まる予感だ。
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